★フットワーク強化
ミニ知識のコーナーでフットワークの基本の動きを確認しておこう!
また、フットワーク考 (2)
また、フットワークを磨くシリーズも参考に・・・


 相手がシャトルを打った後に反応する「最初の動きだし」をしっかり意識し、これができれば余裕を持ってシャトルを打ち返すことができる。
 トップ選手をみても「動き方」は個性豊かで、この動きが正しいというものはないが、レベルにかかわらず、「最初の動きだし」を意識した しっかりとしたフットワークが不可欠となる。
うまい人ほど試合中にあまり動いていないように見えるのは、無駄な動きがないし、よけいな動きがないからだ。
(1)構え方
 右足と左足が肩幅以上のスタンスを保つ。利き足をやや前に、逆足を後ろにずらして構えるのがスタンダード。
両ビザを曲げてつま先側に重心が乗るように(かかとが少し浮くくらいのイメージ)すれば、蹴り出しができてすぐ動ける状態になるはず。ヒザが伸びてしまった棒立ち状態では 「動きだし」が遅れることになる。

(2)コート上での立ち位置
 ホームポジションは必ずしもコートの真ん中だけではない。相手のショットを読めそうなら、スタンスも意識しながら 予測されるコースの方に近づいてもOK。相手のショットが読めないときは真ん中で構えるのが基本。

(3)動きやすい方向
 先ほどの構えでは、右足と左足を結んだ斜めの方向は動きやすいはず。(前後とも)
状況に応じてスタンスを変えよう。このスタンス調整が甘いと最短距離で動けず、シャトルへの対応が遅れることになる。 両足がそろい気味のときはサイドへ2動きやすくなる。
試合中、相手のスタンスを確認すればどの方向に動こうとしているのが読めることにもなる。

(4)動き出しは重心を崩す
 「最初の動きだし」を速くするということは、移動する方向に対して重心を崩せばよい。フォア前なら右足を前に出したスタンスで 右足を崩せば体は右前に倒れていく(左足右足と重心を崩すとき、瞬間的に腹筋などを使って重心を下に落とす)ので「倒れた勢い」を利用して「蹴る力」をあわせて「移動する力」にすることで一気に加速できる。


(5)動き出したあとの歩数は少なく
 フットワークが苦手、あるいは遅い人は無駄に歩数が増えてしまいがちになる。たとえばフォア前に動くとき、利き腕と同じ足を前に出して シャトルを打つので、3歩でシャトルに追いつけないならば5歩を要することになる。この時間がロスになるのである。 左足、右足ともに大きく踏み出すことでスムーズに移動でき、時間短縮が図れ、結果的によい体勢でシャトルを打つことができる。


(^_^)「最初の動きだし」をしっかり意識しよう!
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