★フットワーク考・・・
フットワークは自分に合った動き方で
ミニ知識のコーナーでフットワークの基本の動きを確認しておこう!
(1)実戦ではフットワークにとらわれる必要はない
シャトルを、まず相手コートに打ち返すことが最優先。フットワークにとらわれる必要はない。
といってもフットワーク無用論ではない。
足の運びを気にして遅れるより、まずはシャトルを返すことが大事だろうという話し。
つまり、実戦では、決まり切ったフットワークでは通用しない局面も多々あるハズだ。
ただ、コート中を無茶苦茶走り回るというわけではない。基本的なフットワークをモノにし、自分にあった動きを確立しよう!
一般的にはホームポジションから6箇所または8箇所にどう効率的に動くかがポイント。指示出しフットワークの際、
ホームポジションへ素早く戻り、素早く移動することを基本に、日頃の練習にも意識の高さが要求される。
ただ、位置取りは体格や体力、得意不得意によって変わってくる。利き腕によっても若干左右の詰め具合は異なってくる。
全方向へ多くても3歩で動くよう意識することに心掛ける。
上級になってくると、相手からの返球を読み、ホームポジションに戻るより、より合理的な位置取りを瞬時に判断することもある。
厳しいヘアピンを打てたときなど、その場にいて甘い返球を待った方が、いちいちホームポジションに戻ると無駄になることもある。
(2)体格、体力、能力によって効率的な動きがある
クロスステップ、シャセ(送り足)、スキップ、跳びつき、距離が長くなればランニングまで、
どれが正しく、どれがダメというものはない。同じフォア前でも、一歩目小さく出て3歩で行く場合も、一歩目から大きく逆足で
出し、2歩で移動するなど、態勢や相手のショット次第で臨機応変に対応するればよい。
ただ、どう動いてもバランスだけは崩さないような足裁きを心掛けよう。
(3)ただし、見境なく跳びつくのは止めよう
たとえばネット前でつぶそうとジャンブしたのはいいが、そこでタイミングを外されたら、空中にいるため修正ができない。
シングルスの時は特に取れるポイントが逆に取られる致命傷になる。
絶対的にチャンスなら別だが、ネット前への移動はきちんと足を運んで打つこと。
(^_^)