ダブルス★サービスまわりで勝つ! -3-
「左サイドからのサービスまわり」も基本はセンターライン寄りへ。「3球目」はパートナーのボディが増えるので、しっかり対処する!
左サイドからのサービスもセンター寄りに集める
右サイドからのサービスと同様にリズムとタイミングを変えて「いいサービス」を打つ。
右サイドからとの相違点は、ネット前へのリターンが増えること。特にフォア前が多いのでサーバーはしっかり潰しにいくこと。一番いいのはクロスに返すことだが、
なかなか簡単ではない。ポイントは「どこに返すか」ではなくて「どこでさわるか」。シャトルが見えていない体の横でさわるのはNG。特に速い返球に
手を出したところで、力加減も何も分からず、危険だ。体の横のシャトルは追いかけず、パートナーに任せよう。
理想は体の前でさわること。前回、前に出るパターンを示したが、常に前に出るだけではなく、少し下がっても
体の前で取ることを優先する場合もあるので、プレーの選択肢の一つとして体得しておく。
左サイドからのサービスリターンで意識するのが次図の4点。ネット前はサーバーが潰すので、パートナーが意識するのは左サイドのハーフ(4割)、ボディ(4割)、
右サイドのハーフ(2割)。右サイドからと同様に、「3球目」はフォア側に集める、でペアの意識を統一する。
打たれて一番イヤなのが右サイドのハーフ。「左サイド」と見せかけて、打つ瞬間に面を変えてくるレシーバーもいるので、一度やられたら覚えておくこと。
また、フェイントを入れて落とされることもあるので要注意!。ただ、
頻度は多くないので、左サイドのハーフとボディを特に意識しておこう。
左サイドのハーフの対処方法は前回のパターンで確認すること。ここではボディからフォア側へ返す術を・・・。
ポイントは上に来ても下に来ても柔軟に対応できるラケットワーク。バックの握りのまま、体の前で180度をカバーする。ヒジを前に出して、
ラケットを持ってはリラックスして、シャトルに対しての反応を素早くする。
また、「3球目はフォア側に打つ」と決めておくことも大事。シャトルが来てからコースをねらっても手遅れになる。
サービスリターンを右サイドにプッシュしてくるレシーバーもいる。
プッシュしたレシーバーは、ストレート(レシーバー本人のバック側)を張り、相手後衛も少し左寄りで待っているので、右から右サイドへの
クロスはエースショットになる。こうして、リターンを左サイドに絞らせるために早めに潰しておくこと。意識して日頃のゲーム練習の中で試しておこう。
(^_^)完
以前に紹介した ▽サービスの戦術 サービスリターンのチェック も参考に!