ダブルス★サービスまわりで勝つ!
サービスで始まるバドミントン。けれども「サービスまわりが苦手」という選手は意外と多い。よく言われる「3球目までの展開」とは何か、戦術を掴んで
実践してみよう。
サービスまわりで優位に立つ!
バドミントンではサービスまわりが重要だということは理解しているハズ。下から打つサービスから、どうやって優位な展開にして点を取るか。
ただ、「いいサービス=浮かないサービス」ではない。ネットすれすれに入ったと思うサービスでも、タイミングを合わされたら前に詰められてしまう。
そこで、いかに相手を前に来させないかが大事になってくる。そのためには、サービスを打つリズムやタイミングを変えること。一定のリズムにならないように、
普段から意識して練習しておこう。
サービスまわりは駆け引き!
変化球がないバドミントンでは、打つコースがカギになる。「サービスをこう打ったら、次にこう動いてあそこに打つ」といった、ある程度パターン化しておくこと。
特に自分がサービス→相手からのリターン、その次の「3球目」はダブルスではパートナーが打つ場面が多いので、しっかり確認することが要。組み初め場合は必ず
話し合っておくこと。
ゲーム序盤ではあいてからのリターンの特徴やクセを徐々につかんでいく。相手が点数が欲しいときや競り合う展開の終盤は、得意なリターンで来るはず。
サービスリターンの4つのコース[後記]を一つずつ潰していくとよい。自分たちが打たれてイヤなコースは早めに潰しておく。相手の得意なコースをカウンターで
潰してダメージを与える。そういったプレーでゲームの流れを変えて、勝負所のラリーを奪うことにつながっていく。
サービスまわりは駆け引き!極めていこう...
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サービス側から考える「サービスまわり」
「サーバーが考えること」
・「いいサービスを打つ」ことだけれど、「いいサービス=浮かないサービス」ではない。自分の呼吸で、1・2・3で打ったり、1・2で
打ったり、「1・2・3・4・5」で打ったり、リズムやタイミングを変えて、相手を前に来させないように!
・「3球目」をパートナーにどう触らせるかを考える・・・「浮かずにここへサービスを打てば、相手からこう返ってくる」傾向をつかんでいく。基本は
センターライン寄りに絞っておこう。あまりあちこちに散らすとパートナーが相手リターンを絞れず戸惑うことも・・・。
・相手リターン4点のうち、ネット前は潰す!・・・2人がかりで4点を潰すのだが、サーバーとしては「ネット前は任せておけ」という気持ちで。
サーバーが「センターライン寄りにサービスを打って、ネット前は俺が潰すから、あとの3点は頼む。リターンはフォア側に集めてくれ」と思っているのに、
パートナーが「どこに変えそうかな・・・」というのはダメ。いいサービスを打ってくれるので、相手はバックへゆるく流してくる、それを潰しに行く!というように、
サーバーとパートナーは、同じ意識&感覚でいなければいけない。
「あれっ?」と思った瞬間、相手に遅れをとってしまう。サービス周りに限らず、「ここに来たシャトルはこう返そう」という共通認識をもたないと展開の速いダブルスは
成り立たない、日頃から練習を積み重ねていこう!
●「いいサービス=浮かないサービス」ではない。
サービスは下から打ってくるので、レシーブ側が圧倒的に有利だ。まずは、相手のサービスのリズムとタイミングをつかむこと。リズムが一定のサーバーに対しては、
サービスリターンで点を取りにいくチャンスがある。
注意したいのはロングサービス。「前に詰めるぞ」という構えを見せてロングサービスを待って、誘いに乗ってきたところを潰せば
大事な場面で使ってくる確率は低くなるだろうし、相手の選択肢を一つずつ潰していくのはレシーバも同じ。駆け引きが勝負だ。
(^_^)「サービスのコース」「パートナーが打つ3球目を考える」に続く
以前に紹介した ▽サービスの戦術 サービスリターンのチェック も参考に!