実戦ルール(23)
サービスの時、サービスジャッジに「フォルト」のコールをされた選手が、
サービスジャッジのところに説明を求めに行く場面がよくある。
高校の大会では相互に審判するので、自分がサービスジャッジをすることもあるが、「フォルト」の理由を
きちんと説明できますか?
競技規則第17条「審判員の責務と処置すべき訴え」に、
第3項「サービスジャッジは、サーバーによってサービスフォルトがなされたとき、それをコールする。
(第9条1項(2)〜(8)参考)、
また、公認審判員規程では、第5条サービスジャッジへの助言の中で
第1項「サービスジャッジは、ポストの近くで低い椅子に腰かける。主審の反対側が望ましい。」
第2項「サービスジャッジは、サーバーが正しいサービスをするか否かの判定に責任を持つ。正しくなければ
「フォルト」と大きな声でコールし、指定の合図でフォルトの種類を示す。」
どこにもサービスジャッジが選手の質問に対して理由を説明してよいとかいけないとかいう文言は見あたらない。
ただ、第3項に指定の合図は次の図のとおりとする」とあるので、主審は、選手がサービスジャッジのところに
行こうとする仕草を見たらすぐに、自分の方に呼び寄せ「フォルト」の種類を伝えることもある。
基本的に、規則上はサービスジャッジにはフォルトの理由を説明することはできないので、
主審のところへ行くように手で促すことになる。
(@_@)指定の合図は次のページに・・