(2)バドミントンの通常のスコアリングシステム(短縮ゲームや特別ルールでない場合)は、
a) 21点3ゲームマッチ。
競技規則に、「マッチは、特に定めなければ2ゲーム先取の3ゲームで行う」とある。
従って、主審のコールもファーストゲーム、セカンドゲーム、ファイナルゲームという用語を使い、
セットとは言わない。
最近の競技規則では「試合」のことを「マッチ」で統一している。
(3)あと1点とれば第1ゲームの勝者が決まる状況で、主審は
「 20 ゲームポイント 17 」とコールする。
もし、第1ゲームを取っているA君が、第2ゲームでも先に20点に達したときは、あと1点とれば
マッチが決まる状況なので「 20 マッチポイント ○○ 」のコールに。
逆に、相手B君が第2ゲームで先に20点に達したときは、「 20 ゲームポイント ○○ 」のコールになる。
ファイナルゲームでは、どちらがそのゲームを勝っても試合の勝者が決まるので、「 20 マッチポイント ○○ 」
になる。
(4)トスは、勝った側が、サービスかレシーブかの選択、またはどちらかのエンドを選ぶ。
したがって、勝った側がエンドを選んだ場合、負けた側は自動的に c) サービスまたはレシーブ になる。
ただ、この時主審が負けた側にシャトルを渡してはいけない。サービスまたはレシーブのどちらかを選べるので、
「サービスにしますか? レシーブにしますか?」と聞くこと。
間違いやすいのはトスに勝った側が「レシーブ」を選んだとき。負けた側は自動的にサービスになるが、
その上で負けた側には"エンドの選択"権があるので、主審は必ず「エンドはどちらにしますか?」と聞くことを
忘れないように・・・。
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