審判力チェック!

【ルール&用語クイズ】
(1)バドミントンは、ネットを境にして左右に分かれて行う競技。
それぞれの選手がプレーする場所をエンド(end)といい、左右2か所あることから 複数形のエンズ(ends)を使う。正解は c) チェンジ エンズ。
 なお、コートは試合を行う場所をしめすので、チェンジコート といえば、別のコートに移動することに なるので間違い。
 試合前のトスで、エンドを選んだ選手に 主審が「どちらのコートにしますか」と聞くのも間違いで、 「どちらのエンドにしますか」が正しい。

(2)バドミントンの通常のスコアリングシステム(短縮ゲームや特別ルールでない場合)は、 a) 21点3ゲームマッチ。
 競技規則に、「マッチは、特に定めなければ2ゲーム先取の3ゲームで行う」とある。
従って、主審のコールもファーストゲーム、セカンドゲーム、ファイナルゲームという用語を使い、 セットとは言わない。
 最近の競技規則では「試合」のことを「マッチ」で統一している。

(3)あと1点とれば第1ゲームの勝者が決まる状況で、主審は 「 20 ゲームポイント 17 」とコールする。
 もし、第1ゲームを取っているA君が、第2ゲームでも先に20点に達したときは、あと1点とれば マッチが決まる状況なので「 20 マッチポイント ○○ 」のコールに。
 逆に、相手B君が第2ゲームで先に20点に達したときは、「 20 ゲームポイント ○○ 」のコールになる。
 ファイナルゲームでは、どちらがそのゲームを勝っても試合の勝者が決まるので、「 20 マッチポイント ○○ 」 になる。

(4)トスは、勝った側が、サービスかレシーブかの選択、またはどちらかのエンドを選ぶ。
したがって、勝った側がエンドを選んだ場合、負けた側は自動的に c) サービスまたはレシーブ になる。
ただ、この時主審が負けた側にシャトルを渡してはいけない。サービスまたはレシーブのどちらかを選べるので、 「サービスにしますか? レシーブにしますか?」と聞くこと。
 間違いやすいのはトスに勝った側が「レシーブ」を選んだとき。負けた側は自動的にサービスになるが、 その上で負けた側には"エンドの選択"権があるので、主審は必ず「エンドはどちらにしますか?」と聞くことを 忘れないように・・・。

(@_@)

△審判力チェック!に戻る
▲戻る