ステップアップのために(1)
 バドミントンはラケットとシャトルという道具を介して行う競技だ。正しく体を動かして道具を上手く使うことがプレーの基本だ。
バドミントン・ビギナーの人、ストロークの際のラケットの扱い方をマスターしよう。少し打てるようになっている人も 今一度正しいラケットの扱い方を確認してみよう。

[1]リストスタンドで、回内・回外しよう
●ラケットはリストスタンドして構える
 バドミントンで強い球を打つときは、手首を"招き猫"のように使って打ってはいけない。グリップと前腕の角度を約90度にキープしよう。 このようにラケットを構えることをリストスタンドという。
●回内・回外
 リストスタンドをキープしたまま腕を内側に回すのが回内、腕を外側に回すのが回外。回内は主にフォアハンド、回外は主にバックハンドを打つときに使う。
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[2]フォアハンドでレシーブ、ドライブを打つ
 レシーブは守りのストローク。相手の攻撃に対するディフェンスで使う。ドライブは、シャトルの軌道(フライト)が床と平行して ネットから浮かせずに打つストロークのことだ。
●フォアのレシーブはリストスタンドして回内をする
 フォア側のレシーブは、リストスタンドの状態から、内側に回すスイング(回内)でレシーブを打つ。 腕や体に力が入っていると、ロボットのような動きになってしまう。
●フォアのドライブはラケットヘッドを加速させる
 フォア側のドライブもレシーブと同様、リストスタンドして回内をする。ドライブのポイントは、ラケットヘッドを加速して回内をする ことだ。
 十分に体を寄せていかないと、シャトルと体の距離が離れて、リストスタンドが崩れてしまい、そのまま打ってしまうことになる。しっかりシャトルに 体を寄せて打つことを意識しよう。

(^_^)
オーバーヘッドを打つに続く