☆ビギナー向けラケット・ガイド(2)
「卵型」か「スクエア型」か・・・
現在、フレームが四角形に近い「スクエア型」が主流。先輩たちも多くの人が「スクエア型」を使っていることだろう。
「スクエア型」はスイートポットが「卵型」に比べて広く、中心から少しはずれても、よい感触が得られるためだ。
しかし、なぜ「卵型」が初心者にいいのか、それは中心に近いところでとらえないと、よい感触が味わえないからだ。
初心者が上達する最初のポイントは、ラケットの中心でシャトルをとらえねことだ。最初に「卵型」ラケットで練習した方が
より中心近くでシャトルをとらえる習慣がつきやすい。
また、「卵型」のフレームは衝撃に強いという特徴もある。素振りなどで壁や友達とぶつかる可能性が高い初心者は、若干でも
破損のリスクを軽減したいものだ。
次に、(1)で触れたようにトップ選手が使っているものや高価格なラケットはさけて、初中級者モデルから入ろう。
これらはシャフトが硬かったり、「ヘッドヘビー」や「ヘットライト」など初心者からすれば「クセのあるラケット」といえよう。
グリップテープを巻いてみよう・・・
ラケットのグリップにはもともとレザーが巻かれている。このまま使ってもいいが、グリップテープを使うといろいろなグリップに
変えることができる。レザー自体も高いので無理に剥がさずにレザーの上から張ってもよい。
グリップテープはスーパウエットタイプ[滑りにくい]、より吸着性が高いタイプ、デコボコタイプ[フィット感が高い]、ツイン・デコボコタイプ
[ゴムの芯が2本張られている]の4タイプがある。タオルグリップは最近使っている人が少なくなっている。最近は、スーパウエットタイプ
とともに、より吸着性が高いタイプに人気があるようだ。
太いグリップや柔らかい感触が好きな人はアンダーラップを巻いてからグリップテープを巻いてもOK。
また、テープ部分の間隔を変えることによってグリップの太さを調整することができる。
もともとのラケットのグリップの太さ(前回を参考に)とともにグリップテープで自分に合ったグリップにしよう!
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