テスト大会となる中国国際チャレンジ(10月28日〜11月2日)が終了後、BWFの理事会で大会の分析結果やアンケートの内容を検討。
2026年のBWF年次総会で、新システム導入を提案するかを最終決定する。
年次総会での提案、そして新システムの採用が決定されれば、2026年夏以降に随時、15点第3ゲーム制が導入されていくことになる。
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6月5日、BWF(世界バドミントン連盟)は、5月から試験導入している15点3ゲーム制のスコアリングシステムを、予定した10大会に加えて
世界ジュニア大会個人戦(インド)、ワールドユニバーシティゲームズ(ドイツ)でも試験導入することを発表した。
世界ジュニア大会の団体戦は、昨年から各種目の得点をリレー方式でつなぐスコアリングシステムを採用しているが、今回は3セット制(各セット45点)
で行うことを発表。各セットでは5種目を1試合ずつ実施する。
15点3ゲーム制になったら どう変わる?
メキシコ国際チャレンジで試行システムを戦った選手に共通した感想は、試合序盤の重要性が増すとの見解だった。リードの価値が大きく変わり、
中盤からペースをつかみ、追い上げるパターンでは、21点制なら16-17からでも逆転は可能だ(相手が3点取るあいだに5点取る)。が15点制では、
10-11が逆転可能なギリギリラインになる。中盤までに離されると苦しい展開になる。
短期決戦プランでは、ウォーミングアップでは1試合終わったぐらい動く、8点のインターバルまではフルスピードで動く、といった
準備が必要だとの感想も多かった。
また、連続得点を奪える方法として、特にサービス周りは重要性が増すと思われる。より多彩かつ精度の高いプレーが求められる。
スポーツはルールが変われば適応するスタイルが生み出され、対抗策も生まれる。21点制の良さが失われる部分はあるが、慣れていくうちに
駆け引きが凝縮され、詰まった戦いになる可能性を持っている。
短期決戦になれば、積極的に強打を打っていけるアタッカータイプが有利かと考えられるが、守備を基盤とするラリー型の選手にとっても、
試合時間全体が短縮されるなら、ファイナルゲーム続きでも勝ち上がれる可能性もある。あえて2−1で勝つパターンも想定する可能性も出てくる、
と示唆する選手もいた。