ショットの打ち分け・考え方 <1>
今回、シャトルを打つときに覚えておくべき考え方や、見直してみたいブレーをみていこう。
ラリー中にちょっとした変化をつけることや、相手のタイミングを外すことができたら、相手から見るとやりづらいのではないだろうか。
ラケットワークやショットは上手くなっても、いつも同じ打ち方をしていたり同じ打ち方をしていたら、少し格上の選手との対戦ではショットやコースを
簡単に読まれてしまうことになる
ラリーの配球も単調な場合は、安全なストレートを安易に選択するして、優位なラリーをリセットしてしまう場面も多くなるという。
そこで今回は、ショットの打ち方、考え方のバリエーションを増やす方法を学んでいこう。
打ち方にアレンジを加える
[考察1] 距離、コース、高さ、緩急を組み合わせてプレーする。
まず、ラリーの組立について考えていこう。バドミントンは、大きく分けて「距離」「コース」「高さ」「緩急」の4つを考えてショットを打つ。
そして、その4つを組み合わせて相手のいないスペースをねらったり、タイミングを外したりして主導権をとりにいく。勝てない選手は自分のことだけで精一杯だ。
強い選手は、この組合せを考える中で、相手の状況と自分の状況を踏まえてショットしているのとは大きく異なる。
「距離」「コース」「高さ」「緩急」を調節できたとしても、対人競技のバドミントンでは、それが相手に対して効果的なショットかを考えることが大切になる。
まず、第一段階として、基本的なショットを図示しておくので、今一度おさらいしておこう。
〔打ったシャトルの高さとフライトのイメージ〕
〔打ったショットの距離とコースのイメージ〕
▽相手にやりにくいと思わせよう!に続く
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