夏のゲームの必勝法・・・
コンディショニングのコーナーの赤字の項目もチェックしておこう!

 夏は暑さで体力が消耗し、ちょっとしたことでも疲れたり、疲れが取りにくくなったりする。
バドミントンは、室内で、より高温多湿となり、不快指数も高くなり、精神的にもイライラやストレスが増す。 体力や食欲も低下したり、睡眠不足に陥ったり、冬場より過酷な状況で競技が要求される。
●自分のプレースタイルを見失う夏のワナ・・・
 例えば、「粘って勝つ」のが強みと自負している選手が、暑さで早く勝負を決めたいという気持ちから、いつもは粘るところで 勝負に出て勝率を下げてしまう。
本来、自分の強みは季節によって変わるものではないので、どんなに辛くてもプレースタイルを変えないメンタルが要求されるのである。 夏場は、さまざまな要因が「集中力」を妨げ、プレー中のミスやケガを誘発するので、いかにして集中力を保つかがポイントである。
●緊張やプレッシャーは悪ではない・・・
 緊張してしまう自分を「ダメだ」とし、抑えようとする。「感情をコントロールするにはどうすればよいか」と考える。現実には、 感情をコントロールすることは現実ではない。「感情と思考の不一致」を生み、余計のストレスとなる。そのため、 「メンタルが強い=ネガティブな感情は抑える」ことではなく「メンタルが強い=ネガティブな感情があっても実力が発揮できる」 という概念が重要である。緊張しないように抑えようとするのではなく、緊張しても実力が発揮できるよう、緊張を受け入れてトレーニングを 積み重ねていくことが大切である。
●集中できていない自分に気づけるか・・・
 本当は周囲が気になり(会場の雰囲気、相手の応援の声等)集中できていないのに、それに気がつかずにプレーしてミスを連発することが おこる。「集中できていない自分に気づく」、気づいたら「いったんプレーを止める」、周りに向いている「意識やペースを自分側に戻す」 の3点を意識することが必要である。例えば、タイムを取って靴のひもを結び直してみるとか、自分の呼吸をゆっくり確認するなど、自分に意識を 向ける行動をとろう。
(^_^)自分でコントロールできないモノをコントロールしようとすると集中力は低下する、自分に意識を向けよう!
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