★トップ選手から学ぶ シーユーチー(石宇奇) 編(2)
世界選手権から シーユーチー(石宇奇)選手から学ぶ
石宇奇のプレーは何がスゴイ?
シャトルの下に素早く入り、打ち分けができるできる状態をつくっている。
今年の世界選手権で金メダルを獲得した中国の石宇奇は、高身長(184p)を生かしたスマッシュやカットが武器になっている。
もちろん ショットの質も高く、それを打つまでのフットワークも、石宇奇はシャトルの下に入り、打ち分けができる状態がしっかりと
できている印象だ。
前回は
ラウンド側から同じフォームで打ち分けているプレーを考察した。
今回は、
スイングの出どころをわかりにくくするフォームについて見ていこう。
これは、「落下地点に入って半身の姿勢で待つ」という、基本を忠実にするだけだ。バドミントンで、基礎を学ぶときに誰もがやる
「シャトルの下に入る」ことで自分の力が伝わりやすい打点、タイミングで打つことができる。
半身になると、スイングの出どころがわかりにくくなるので、相手は反応に迷う。
石宇奇は、このフットワークの部分で手を抜くことはなく、ワンジャンプで強打を打ったり、手打ちになっても仕方がないと思う場面でも、
足を運んでシャトルの下に入り込んでいる。対戦相手としては、この動きを繰り返されると、石宇奇が次に何を打ってくるか
予測するのが難しくなる。
その結果、動き出しの反応が遅れ、ラリーで後手を踏むわけだ。ショットの速さや打ち分けの精度も高い上に、この「わかりにくさ」も
石宇奇の強さ、すごさとといえる。
逆に、シャトルの下に入るのが遅れて、身体が伸びきったり、手打ちになってしまうと、相手は次のプレーが予測しやすくなってしまう。
左手を使う意識!
フォームの面でもう一つ、石宇奇の左手の使い方も参考にしよう。フットワークでどんなに激しく動いても、ショットが安定しているのは
上半身の強さや左手の使い方のうまさが影響している。
地区大会や県大会のプレーを見ていても、態勢が崩れやすい場面などで、左手でバランスを取れずにスイングし、ミスをしている場面を目にすることが多い。
▲左手は肩の高さ付近で構える

↓
ジャンプするときには左手も一緒に上げる

↓
スイング時は左手でバランスを取る。

ジャンプスマッシュで、高くジャンプするときには上半身の力も必要。左手を使って身体を引き上げることで、上への推進力が生まれ、
バランスも保ちやすい。さらに、スイングでは左手を引くタイミングや、位置にも意識を向けたい。
※世界選手権男子シングルス決勝の動画
(YouTube)
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