★トップ選手から学ぶ シーユーチー(石宇奇) 編


世界選手権から シーユーチー(石宇奇)選手から学ぶ
石宇奇のプレーは何がスゴイ?
 シャトルの下に素早く入り、打ち分けができるできる状態をつくっている。
 今年の世界選手権で金メダルを獲得した中国の石宇奇は、高身長(184p)を生かしたスマッシュやカットが武器になっている。 もちろん ショットの質も高く、それを打つまでのフットワークも、石宇奇はシャトルの下に入り、打ち分けができる状態がしっかりと できている印象だ。
 特にラウンド側に下がって同じフォームから打ち分けているプレーは、注目したいものだ。
どうすれば石宇奇の動きに近づけるか
 床をしっかり蹴る動きを身に付けることが大事だ。
 シャトルの下に素早く入るためには、相手の返球を予測する力を前提にしたフットワークが大切だ。 フットワークも、ただガムシャラに動くのではなく、細かい動作を一つひとつ丁寧に、そして素早くする意識が必要だ。
 フットワークのスピードを上げるという意味ではパワーの出力も大事だが、身体の切り返しにも注目する。
特に、後ろに下がるときに床を蹴るパワーを意識して、身体の切り返しの速さを鍛えるトレーニングも行うようにしよう。

石宇奇選手のプレーをCHECK!
 8月の世界選手権決勝(vs クランビット・ビテイサラン/タイ)のプレーを見ながら、いろんなプレーを学んでいこう。
 第2ゲーム 11-6の場面。このラリーは、石宇奇のラウンドからのショットを起点にポイントが入るシーンだ。
 


 ラウンドから連続で打ったクリアとクロススマッシュで、どちらも同じような態勢から打っていることが分かる。
相手のクランビットからすると、2回目も同じフォームなので、次のショットをクリアと予測したことで、レシーブの反応が 遅れたように見える。
 また、第2ゲームの14-6で石宇奇が得点したラリーも、ラウンドの対応がポイントにつながったシーンだ。

●ラウンド側へ打つことを封じる動き・・・フォア奥の対応に比べて、ラウンドに入り込んで打つときには歩数が増えるし、 体を瞬時に引いて半身にするので体力の消費も大きくなる。通常ならば、つなぎ球やハイバックで対応するのが普通だ。
 しかし、石宇奇は、攻撃できる球であれば入り込んで打ってくる。こういう姿勢は対戦相手からすると、非常にやりにくい。 ラウンドがねらいづらくなってくるのだ。石宇奇はラウンドへの意識配分を小さくできるので、別のコースに集中してラリーを 組み立てることができる。

※世界選手権男子シングルス決勝の動画 (YouTube)
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(^_^)次回は「わかりにくさを生むフォーム」について
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