「同期させる動き」
●全身運動のバドミントンで大事なのは、体の複数部分の動きを合わせること、つまり同期が大切だ。
◎両手を左右に動かす・・・両手に500mlのペットボトルを持ち、両足を閉じて立つ。ヒザを軽く曲げ、腰をしっかり入れてペットボトルを持った両手を
一気に後ろに広げる。肩甲骨を意識して寄せること。[背中は丸めない]10回。
◎レシーブ強化・・・前と同じ姿勢、蓋と蓋を合わせるようにペットボトルの横を持ち、両手を一気に後ろに広げる。肩甲骨を意識して寄せること。10回。
◎両手を上下に動かす・・・両手にペットボトルを水平に出して持ち、両足をそろえて立つ。一瞬の動きで右手が上、左手が下に同時に動かす。肩甲骨から動かす。
左右を同期させて10セット。
◎右手と左足、左手と右足をセットで動かす・・・四つ這い。右手と左足を伸ばし、背骨を反らす。[ヒザは曲げない]→背骨を丸めながら、右ヒジと左ヒザをくっつける。
10回。
「ショットを高めるトレーニング」
●実際にバドミントンのプレーで使う動きのトレーニング。実際のプレーをイメージしながらやる。
◎シュートダンス・・・昨年大ヒットした「U.S.A.」ダンスの手だけの動き。支点はヒジではなく、「ヒジと手首の中間点」10〜20回。
◎手首の背屈トレーニング・・・イスに座り、500mlのペットボトルを持った両手をヒザに乗せる。両腕を固定したまま、両手首を背屈させる(反らす)。
イスに座らず、中腰でやると下半身も同時に鍛えられる。20〜30回。
◎肩のトレーニング・・・真っ直ぐに立ち、500mlのペットボトルを持った両手を前に伸ばす。手のひらは前に向いた状態で手首を立てる。脇を開かないように
ヒジを曲げてからヒジを振りかぶるように上げる。→戻す動きでは、ヒジを下げてからヒジを伸ばす。[脇全体が動くのはNG]20回。
▽「クリアー、スマッシュを極める!」に続く・・・。