[メンタル・アドバイス]
切り替えがヘタなタイプ

 試合には流れがある。実際に試合でリードしていて「勝てるかもしれない」と思った瞬間から守りに入ったり、 ちょっとしたミスから「何やってんだ」と自分を責め、流れが変わってしまうこともある。
そんな中、試合中の気持ちの切り替えが重要だ。「自信を持って試合に臨みたい」と誰もが願うわけだが、 ここで自信を持つということについて考えてみる。


4.自信を持つには「不安を無くす」といい
 不安を無くすには、「何かに集中し続けること」や「体幹を意識してスイングする」など・・・。
人の脳の法則の一つに「焦点化の原則」がある。脳は二つのことを同時に処理はできないので、不安の感情で戦うか、 挑戦するかどちらかでしかないのである。
ここで大切なのが、ショットの打ち方や戦術など、「試合で挑戦することを練習時に明確にし、脳をシンプルにしておくこと」。 性格を変えるのは難しくても、考え方や脳の処理の仕方は学習と実践によって改善できるのだ。
「練習は試合のごとく」「試合は練習のごとく」。練習の質の高さが心のコントロール術をアップさせてくれる。


5.気持ちをじょうずに「切り替えるには」スイッチを用意しておく
 「やる気は自分の中にあるモノなのに、なかなか自由にコントロールさせてもらえない。いいことがあるとやる気が出る。 悪いとが起こるとやる気をなくす。これは、外で起きていることに反応しているので「自分で気分を意図的に左右する方法があればいい」ことになる。 過去の自分を振り返り、試合の時に本当に欲しいスイッチを自分で探しておこう。「集中のスイッチ」 「強気のスイッチ」「決断のスイッチ」など・・・。そしてこれらのスイッチが入ったら試合でどんな動きになるのか、 活躍ができるのかを、繰り返しイメージしておく。脳はイメージの世界で起こったことと現実を区別できない という性質をうまく使おう。
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