☆肩のコンディショニング[1]

 「肩関節」は人体で最も大きく動かすことができる関節だ。さらに肩関節に鎖骨が加わることが複雑な動きが可能となる。 その一方、肩は不安定で、さまざまなケガも多い。
 構造上不安定な肩を安定させるためには、筋肉でしっかり支えなければならない。不安定な状態では軟骨・腱・筋肉に負担がかかりやすく、 炎症や損傷が起こりやすくなる。関節の安定のため、「インナーマッスル」を強化し、よい状態を保とう。

肩関節のケガ
 身体前後の筋肉のアンバランスが肩のケガにつながりやすいといわれている。
肩が痛いという選手は、トレーニングの際、背筋に対して腕立てが多すぎる場合や、腕が遅れてシャトルを打つ動作を繰り返していると、肩胛骨に対して 腕の位置が悪くなる。
 予防としてはバランスの良いトレーニング、インナーマッスルの強化、手打ちにならず体幹からひねりを加えて体全体で打つフォームを心がけること。

[肩関節のトレーニング]
●練習前後のストレッチング[30秒]
[肩関節の後ろ側]腕を前に伸ばし、もう一方の手を曲げてグッと引き寄せる。

[肩関節の後ろ側]腰に手を当てて、反対側の手でヒジを内側に引っ張る。

[肩関節の下側(脇付近)]両手を真上に伸ばして、体を横に倒して脇を全体的に伸ばす。

[肩関節の前側]片手を上げて壁にそわす。反対側に顔を向けてしっかり伸ばす。

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