☆冬のケガとその予防
寒い冬場は本当にケガが多いのか? あるデータによると、ケガは春や秋に集中しているとも言われている。
では、なぜ冬場はケガが多いイメージがあるのか・・・。実は冬だからケガが増えるのではないが、リスクが高まるケガがある。それは「肉離れ」!
十分に筋肉が温まっていない状況で急激に動いてしまうと、筋肉のケガが多くなる。
一般的にケガのリスク因子は、
(1)個体の要因、(2)方法の要因、(3)環境の要因、(4)指導管理の要因が複合的に関与して発生すると考えられる。
肉離れはその部位がオーバーユース(使いすぎ)になる動きをしているケース。そこでその対策は、
●動く前にしっかり準備すること
●動いた後しっかりと疲労が蓄積しない状態にすること
●ケガをしない体作りをすること
特に冬場は、動く前にしっかり準備することが大切で、ウォーミングアップはパフォーマンスを高める上で重要である。
バドミントンをする上で足への負担を減らすのに効果的なのが骨盤と背骨を前後に大きく動かす能力を高めること。
猫のように背骨を柔らかく使えれば、衝撃も少なく特定の筋肉に大きな負担をかけなくて済むようになる。


これから動こうというときには静的なストレッチよりも動的なエクササイズを行うことが望ましい。上で紹介したのは
その姿勢から「キャット&ドッグ」といわれている。
注意点は、(開始姿勢)ヒザの上部に股関節がくること。手の上に肩がくるようにすること。
この姿勢から腹直筋に力を入れず、骨盤から背中を丸くする。
体幹エクササイズも参考に
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