実戦ルール(35)
マッチ(試合)中に「フォルト」になる場合、すぐに「フォルト」になる場合と、
一度警告されて再び違反して「フォルト」になる場合がある。その違いがわかりますか?
◎すぐに「フォルト」になる場合
競技規則第13条フォルトでは、
第1項 サービスが正しくない場合
第2項 サービスでシャトルが(1)ネットの上に乗ったとき、(2)ネットを越えた後、ネットにひっかかったとき、
(3)レシーバーのパートナーによって打たれたとき 等が列記されている。
競技規則第16条第2項「インターバルの規程」に違反した場合もすぐに「フォルト」になる。
◎すぐに「フォルト」にならない場合
競技規則に違反しているが、1回ではすぐにフォルトにならない場合がある。
競技規則第16条第(1)「本条第4項(1)、第5項(2)、第6項のいかなる違反に対しても、主審は次の処置をとる。
1)違反したサイドに警告する。2)一度警告を受けた後、再び違反した場合は、そのサイドをフォルトにする。
一つのサイドによる二度目のフォルトは執拗な違反と見なされる。
競技規則第16条第4項 プレーの遅延(1)プレーヤーはどんなことがあっても、体力や息切れを回復できるように、または、
アドバイスを受けるためにプレーを遅らせてはならない。
競技規則第16条第5項アドバイスとコートを離れることに関して(2)プレーヤーは本条第2項のインターバルを除き、
マッチ(試合)中、主審の許可なしにコートを離れてはならない。
競技規則第16条第6項プレーヤーはつぎの行為をしてはならない。(1)プレーを故意に遅らせたり中断したりすること
(2)シャトルのスピードや飛び方を変えるために、故意にシャトルに手を加えたり破損したりすること
(3)見苦しい服装でプレーしたり、審判員や観客に対して横柄な振る舞いをしたりするような、下品で無礼な態度、言動
(4)ラケットや身体でネットなどのコート施設を叩くとか、耳障りなかけ声や叫び声発するなど、競技規則を越えた不品行
または深いな行動
とある。お互いに気をつけよう。
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