国際トーナメント規則の改定
 BWF(世界バドミントン連盟)は2018年の国際大会におけるRegulation(大会規則)を昨年10月に 発表。これまでの最高峰のスーパーシリーズ(SS)がワールドツアーに名称変更された。
旧SSは、プレミアムを含む12大会とSSファイナルが最高峰のトーナメントだったが、今回からレベル2〜4に格付けし直され、 計15大会をトップトーメントとして開催することになった。[BWFワールドツアーファイナルはレベル1]。

 日本はA代表を中心に12のSSに出場していたが、高レベルの大会が増えたことで、選択肢が大きく広がった。
また、大会のグレードが明確化されたことも変更点の一つ。

 世界一を決めるトマス杯・ユーバー杯、スディルマン杯、世界選手権、世界ジュニア、世界シニアがグレード1。
国際オープントーナメント(Level1〜6)のワールドツアー(WT)、大陸別選手権がグレード2。
そのほかの国際大会や国際&国内チームリーグ戦がグレード3に分けられている。
 日本代表はA代表がレベル2〜4を中心に、B代表がレベル5〜6を中心に参戦する。ただ、高得点が獲得できるレベル2〜3の8大会は 予選の実施がなくなり、32人、32組の精鋭のみで優勝を争う形になった。

[レベル1]ワールドツアーファイナル
[レベル2]全英OP、インドネシアOP、中国OP
[レベル3]マレーシアOP、ジャパンOP、デンマークOP、フランスOP、中国マスターズ
[レベル4]マレーシアマスターズ、インドネシアマスターズ、インドOP、タイOP、シンガポールOP、韓国OP、香港OP
[レベル5]タイマスターズ他10大会
[レベル6]ジャパンマスターズ他10大会
※これらのレベルは賞金総額によって決められている。レベル2は100万ドル以上、レベル3は70万ドル以上、レベル4は35万ドル以上となっている。
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