実戦ルール(95)観客席からの声掛け、アドバイスへの対応について
 競技規則・第16条 第4項「プレーの遅延 (1)プレーヤーはとんなことがあっても、体力や息切れを回復できるように、 または、アドバイスを受けるためにプレーを遅らせてはならない。
 競技規則には、観客席にいる人の行動を制限するルールがないため、主審は観客席の対応には基本的に対応しない。
 観客席の人が審判員の判定にクレームをしてきたり、試合の進行を妨げる行為があった場合、主審はレフェリー(県高体連では審判長)を 呼んで対応してもらう。
 今回の前半の、線審のラインの判定後、観客席からBへの声掛けは、その後Bが判定に対して主審に質問しているが、 この一連の流れで問題になることはない。
競技規則では、プレーヤーが質問することは認められており、B自体が判定に疑問を持った場合は 質問することはできる。声掛け自体が、 Bに影響したかどうかは断定ができないので、主審が特に対応することはない。
 仮に、Bが観客席の方を振り向いて、立ち止まって声掛けに聞き入ってしまう状況になってしまい、次のラリーが速やかに始めようとしない場合は問題だ。 主審がそれを判断すれば、競技規則・第16条 第4項 (1)プレーの遅延にあたり、プレーヤーに不品行な振る舞いとして、イエローカードなどを提示する 対応となる。(県高体連では「警告」)
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 インターバル中、観客席からアドバイスを受ける件については、−−−−−。
Aが主審にインターバルの時間が過ぎていることを確認している。インターバルの時間を超えてのこのような行為は、 遅延行為とみなされる。時間内にコートに戻ってこなければ、主審はBに対してイエローカードなどの対応をとる。
 インターバルの時間内は、コートから離れることも認められており、アドバイス以外にもトイレにいったり、マッサージを受けることもできるので、 確認しておこう。

 ただ、イエローカードやレッドカードはあくまでも選手に対して使用するもの。主審は選手に対してカードを提示することはできるが、 コーチ席やベンチにカードは出せない。
 さらに、観客席からの声掛けで注意すべきは、ラリー中に「打て−!」「いけ!」「(コート内に)入っているぞ!」といった声があった場合だ。
主審がプレーの妨げになったと判断した場合は、レフェリーを呼んで対応してもらう。ラリー間の応援や、カメラのフラッシュが頻繁にあった場合、 レフェリーを呼んで対応してもらって構わない。
 いくら観客席に対してのルールが競技規則に無いとはいえ、すべてが自由というわけではない。体育館施設のルール、各大会で 設けている観戦・応援のルールがある。みんなが観戦マナーを守って、バドミントンを大いに楽しもう。

(~_~)主審は、「そのマッチ、コートならびにその周辺の 直接関係するものを管理する。主審にはレフェリーへの報告の義務がある」にしたがい、レフェリーに状況を説明して、対応はレフェリーに任せる。
主審は選手のために、冷静に試合を進行させることに徹しよう。

▽コーチ席からの声掛けへの対応は こちらから
▽インターバルの時間を守らない人への対応は こちらから

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