実戦ルール(80)ラケットがネットを越えてもフォルトにならない場合
 具体的には、競技規則第13条フォルトの第4項(2)で、
「インプレーで、プレーヤーがラケットまたは身体で、ネットの上を越えて、少しでも相手のコートを侵したとき、 また、ラケットとシャトルとの最初の接着点が、ネットより打者側でなかったとき」とある。
 以前は、(E)のように(打者が、ネットを越えてきたシャトルを1回のストロークで打つ場合、ラケットがシャトルを追ってネットを越えてしまうのはやむを得ない)場合のみフォルトにならなかったが、4月からは、 解釈変更で「シャトルの打点が打者側であれば、ラケットがネットの上を越えてもフォルトにならない」。



(A)シャトルはまだ相手サイドにあり、ラケットも相手コートを侵しているのでフォルト。
(B)の判定は要注意! シャトルがまだ越えていない(ネット上)ときに、ラケットが相手コートに入れば(A)の状態なのでフォルト、打つタイミングをしっかり判定すること。
(D)明らかにフォルトではない。
(C)、(E)はいずれも最初の接着点が打者側なので、ラケットが相手コートに入っても「フォルト」にならない。
(~_~) 打点が打者側であるかどうかが判断基準。

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