実戦ルール(79)ライン際に落ちたシャトルの判定は?
競技規則第13条 フォルト
次の場合は「フォルト」である。
第3項 インプレーのシャトルが
(1)コートの境界線の外に落ちたとき(境界線上や内ではない)
とある。
ライン際の判定は、シャトルが最初に接地した場所でイン、アウトの判定をする。
シャトルの形状や構造上から、飛んでくるシャトルは基本的に台(コルク)から床に接地する。

が、まれに
羽根から先に接地することがある。その時は羽根が接地したときに、イン、アウトの判定をする。
先に紹介した競技規則は『コートの境界線の外に落ちたとき』とあるだけなので、必ずしも台の部分で判定するわけではない。
設問の図にあったように、シャトルの台が先にラインの外に接地していれば、羽根がライン上にあってもアウトになる。
速いスマッシュがライン際に来ると、羽根がライン上のギリギリ通過するため、難しい場合があるが、シャトルの先端と
ラインをよく見ることを心がけよう。

(~_~) 線審は、ラインとシャトルの接地部分が見えやすい角度に体を動かして判定したり、イスの位置や
座るときの姿勢にも注意を払おう!