new実戦ルール(59)インターバルの時間を守らない人への対応
 競技規則第16条、第2項(1)すべてのゲーム中に、一方のサイドのスコアが11点になったとき、60秒を超えないインターバルを認める。
(2)第一ゲームと第二ゲームの間、第二ゲームと第三ゲームの間に120秒を超えないインターバルを認める。
 このインターバル中、選手は水分補給や汗拭き、着替え、コーチなどからアドバイスを受けることができる。コートを離れてトイレに行くこともできる。
 ここで注意しないといけないのは、競技規則にある「60秒(120秒)を超えないインターバルを認める」という文言。これは、 計時しているストップウォッチや時計の針が60秒以内(または120秒)以内に「11−6、プレー」とか、「セカンドゲーム、ラブ・オール・プレ−」を コールし、ゲームをスタートしなければいけない、ということだ。60秒(120秒)になる直前に「そろそろ再開します。コートに入ってください」などとの コールはルール上間違いだ。
 この場合、主審は「残り20秒」といった後、コーチに席(イス)に戻るよう伝えるべき。公認審判員規程第3条第6項(11)に「・・・・主審が「20秒」と コールしたら、コーチはプレーヤーから離れなければならない」という規則がある。熱心にアドバイスをしていると「20秒」のコールが聞こえないときもあるので、 主審はコーチに席(イス)に戻るよう大きな声で伝える必要がある。もし、コーチがその言葉を無視するようであれば、「コーチ、席に戻りなさい!」と強い口調で 注意することになる。[この言葉は、競技規則の付録・審判用語]に書かれている
仮に、コーチが主審の制止に従わない場合は、レフェリーを呼び、レフェリーに対応を委ねることになる。
 選手についても、時間が過ぎてもコーチのアドバイスを受けていると、競技規則第16条、第4項 プレーの遅延とみなされ、、場合によっては警告の対象となる。
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