サービスに関するフォルトは、公認審判員規程・第3条・第4項(9)に「サービス中のフォルトは主審によってコールされる。主審は適切な審判用語を用い、
サービスフォルト、レシーバーフォルトの種類を告げ、コールしなければならない」ことになっている。
Bの足が早く動いた時点で「フォルト レシーバー・フット」とコールすべきである。今回、主審がコールしなかったため、Aから「足が離れたのではないか?」と
質問され、対応に困惑してしまったわけだ。
主審がBの足の動きに気付いていたのなら、率直にAに謝ってBのフォルトをコールする。気付いてなかった場合(見えなかった場合も)は、Bのポイントで続行するが、
この主審に対してAは不信感を持つかもしれない。主審はサーバーだけではなくレシーバーのフォルトも見逃さないようにするのが円滑なゲーム進行だ。
※サービスジャッジが設置された場合は、この部分はサービスジャッジが担当する。
[参考] サービスの始まりとは、「サーバーのラケットヘッドの前方への始めての動き」。サービスの終わりは「シャトルがサーバーのラケットで打たれるか、サービスを
しようとしてシャトルを打ちそこなった時に終了する」となっている。[競技規則第9条第2項]
ショートサービスが多いダブルスでは特に多いので注視しておこう。
(~_~)サービス時の反則は1回目からフォルトになるので要注意。もちろん、離してないからといってすり足で移動してもダメなので日頃から気をつけておこう!