実戦ルール(53)ネットの下からラケットが出てしまったとき
 (4)ネットの下から相手側のコートに踏み出してしまったら?も参考に。

 競技規則13条第4項(3)でフォルトは、「インプレーで、プレーヤーがラケット又は身体で、ネットの下から 相手のコートを侵し、著しく相手を妨害したり、相手の注意をそらしたとき」と書かれている。
その際は主審はフォルトをコールし、そうでないならゲームを続行させることになる。
 バドミントンではバレーボールのようにネットの下にはラインが引かれておらず、主審の目視とプレーへの影響によって 判断される。今回のネット近くへ飛び込んでレシーブしたAの球に対してBがスマッシュをネットに引っかけたことから、主審はAの ポイントとした。Aのラケットがネットの下から少し出ていることに気づいたBが、そのことを主審に質問した。焦点は、 AがBを著しく妨害したか、あるいは注意をそらしたか、だがスマッシュを打ったBはネット周辺から離れており、 Aのラケットはプレーに影響していないと見なすべき。あくまでもスマッシュのミスであり、 主審は「妨害、注意はそらしていないのでフォルトではない」と回答すればよい。
(~_~)プレーに影響あったかどうかは主審の判断。

相手選手の危険を感じたり、プレーに影響が出ると判断したら、すぐに「フォルト」をコールすること・・・
今回のAが「出ていない」と言っているが、嘘は良くない、フェアでいきたいものだ!

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