実戦ルール(39)コートサイドのバッグに足が触れて打てなかったとの主張に・・・
ここで問題になっているのは、コートサイドに置かれていたプレーヤーBのラケットバッグが
プレーヤーAのプレーを邪魔したかどうかである。
競技規則第17条第2項で、「主審はそのマッチ(試合)、コートならびにその周辺の直接関係するものを管理する。主審には
競技役員長(レフェリー)への報告の義務がある。」
主審は試合が始まる前に、コートの周辺を点検して、邪魔なものがあるなら邪魔にならないようにしてからマッチ(試合)を
始めているはず。したがってラケットバッグはプレーの邪魔になる位置にはなかったと考えられる。
主審は両者を呼び、「ラケットバッグは邪魔になる位置にはなく試合ができる状態にあった」ことを話し、
シャトルが落ちた位置での判定を告げてゲームを続行すればよい。このときの権限は主審にある。(公認審判員規定第2条第6項)
主審は、つねにそのマッチの状況、コートならびにその周辺の直接関係するものについて十分に
注意を払い、気をつけておくことが大切。
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