実戦ルール(37)他のコートからシャトルが飛んできて、プレーを中断したときの判定は?
(16)で「シャトルが近隣のコートから侵入したときは」の条項で、
公認審判員規定第3条第5項で、「マッチ中、主審は、次のことに注意し、処理する。
(2)シャトルが近隣のコートから侵入してきても、自動的に「レット」とみなさないこととする。
主審は、もし、(シャトルが)次のような侵入をした場合、「レット」をコールしない。
(i)プレーヤーが気づかなかったとき、(ii)プレーヤーの邪魔になったり、注意をそらしたりしないとき 」となっている。
この条項をもとに考えてみると・・・・。
今回の場合、「他のコートからシャトルが飛んできて」とあるだけで、シャトルがどのように侵入して きたかとか、シャトルがコートのどの辺りに侵入したのかなどの詳しい状況が解らないが、 プレーヤーAは主審のコールがないのに自分の判断でプレーを中断してはいけない。
主審は、状況を素早く的確に掴み、判定を下す。主審がゲームを止めない限りシャトルはまだインプレーということになる。
このためプレーヤAはフォルトとなり、Aの主張は受け入れなれないことになる。
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