実戦ルール(25)コートでケガをしたら選手はコーチを呼べる?
公認審判員規程第3条主審への助言の第5項で、
「マッチ(試合)中、主審は次のことに注意し、処理する。」とある。
第5項(8)マッチ(試合)中のけがや病気(1)マッチ(試合)中のけがや病気には、慎重かつ適切に処置をする。
・主審は、この問題についてできるだけ早く決断しなければならない。もし必要ならば競技役員長(レフェリー)を呼ぶ。
・競技役員長(レフェリー)は、医療役員やその他の人をコートに呼ぶ必要があるかどうかの判断を下す。
このことから、選手がコートから直接コーチを呼ぶことはできない。主審、競技役員長(レフェリー)を介して、
競技役員長(レフェリー)がコートにコーチを呼ぶ必要があると判断を下した時のみ呼ぶことができる。
さらに、
医療役員は、プレーヤーを診察し、プレーヤーにけがや病気の様子を知らせる。プレーの不当な遅延を引き起こす如何なる
医療処置も認めてはいけない。そして、もし出血がある場合、出血が止まるまで、あるいは傷が保護されるまで
競技役員長(レフェリー)はそのゲームの再開を遅らせる。
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主審、競技役員長(レフェリー)、医療役員それぞれの役目をしっかりと把握しておこう。