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 公認審判員規程

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第3条 主審への助言
 第1項 マッチ(試合)を始める前、主審は
  (1) 競技役員長(レフェリー)からスコアシートを受け取る。
  (2) 使用されるあらゆる得点表示装置の機能が正常かどうかを確認する。
  (3) ポストがダブルスのサイドライン上にあるかを確認する。(競技規則第1条第5項参照)
  (4) ネットの高さを点検し、ネットの両側とポストの間に隙間がないかを確認する。
  (5) シャトルが障害物に当たったときの会場ルールが設けられているかどうかを確認する。
  (6) サービスジャッジ及び線審がその任務を承知しているか、また正しく位置しているかどうかを確認する。(本規程第5条、第6条参照)
  (7) プレーの遅れを避けるため、競技規則第3条に基づき検査されたシャトルが、マッチ(試合)のために充分用意されているかどうかを確認する。
   (サービスジャッジが任命されているときは、主審は通常、本規程第3条第1項(3)、(4)、(7)の任務をサービスジャッジに任せる)
  (8) プレーヤーの着衣に関する大会運営規程{色、デザイン、レタリング(背面文字など)、宣伝}にかなっているかどうかを点検し、違反のないようにする。
    違反(あるいは違反に近いもの)についての判定は、どんなことでもマッチ(試合)開始前、あるいは、もしそうできないのであれば、マッチ(試合)終了後直ちに競技役員長(レフェリー)または大会の責任者に報告する。
  (9) トスを正しく行う。そして、トスの勝者と敗者が競技規則第6条の選択を正しく行うかどうかを確認する。そして、エンドの選択の結果を書き留める。
  (10) ダブルスの場合は、右サービスコートでゲームを開始するプレーヤー(最初のサーバーとレシーバー)の名前の欄に印を付ける。また、各ゲームの始めに同様の印を付ける。
   (これはいつでもプレーヤーが正しいサービスコートにいるかどうかを確認するためである)
 第2項 マッチ(試合)を開始するために主審は、競技役員長(レフェリー)の指示に従って、次のようにマッチ(試合)の始まりを告げる。
    そして、紹介のときには適切な審判用語を使用し、右または左を指す。(W,X, Y, Z はプレーヤーの名前を表し、A, B, C, D は所属名(国名、チーム名)を表す。)
     シングルスのときは、
   (個人戦)
     「オンマイライト Xさん、A(チーム名)、オンマイレフト Yさん、B(チーム名)」
     (言いながら右、左を指し、Xさんがサーバーの場合)
     「 Xさん トゥサーブ、ラブオール、プレー」
   (団体戦)
     「オンマイライト A(チーム名)、レプリゼンティッド バイ Xさん、オンマイレフト B(チーム名)、レプリゼンティッド バイ Yさん」
     (言いながら右、左を指し、Aがサービングサイドの場合)
     「 A トゥサーブ、ラブオール、プレー」
     ダブルスのときは、
   (個人戦)
     「オンマイライト 
Wさん、A(チーム名)、Xさん、B(チーム名)、オンマイレフト Yさん、C(チーム名)、 Zさん、 D(チーム名)」
     (言いながら右、左を指し、WさんがサーバーでYさんがレシーバーの場合)
     「Wさん トゥサーブ トゥ Yさん、ラブオール、プレー」
      ただし、ダブルスのパートナーの所属が同じときは、両方のプレーヤーの名前を紹介した後、所属名を紹介する。
       例 : 「Wさん、Xさん、A(チーム名)」
   (団体戦)
     「オンマイライト A(チーム名)、レプリゼンティッド バイ Wさん、Xさん、オンマイレフト B(チーム名)、レプリゼンティッド バイ Yさん、Zさん」
     (言いながら右、左を指し、Aがサービングサイドで、Xさんがサーバー、Yさんがレシーバーの場合)
     「 A トゥサーブ、Xさん トゥー Yさん、ラブオール、プレー」
    「プレー」のコールがマッチ(試合)の始まりを表す。
 第3項 マッチ(試合)中
  (1) 主審は、
   @ マッチ(試合)中、競技規則付録 5 に定められた審判用語を使用する。
   A スコアを記録し、コールする。そして、常にサーバーのスコアを先にコールする。
   B サービスのとき、サービスジャッジが任命されているときは、レシーバーを特に注目する。もし必要なら、主審も、サーバーのサービスフォルトをコールしてもよい。
   C 得点表示装置の状態にできる限り注意をはらう。
   D 競技役員長(レフェリー)の助けが必要な場合、右手を頭上に挙げる。
  (2) どちらかのサイドがラリーに負けて、それによりサービスを続ける権利を失ったときに(競技規則第10条第3項(2)、競技規則第11条第3項(2)参照)、「サービスオーバー」と コールし、続いて新しいサービングサイドのスコアを先にコールする;もし必要なら、同時に、手を適切に使って新しいサーバーと正しいサービスコートを指す。
  (3) 「プレー」は、次のときだけ主審によってコールされる。
   @ マッチ(試合)、ゲームの開始のとき、あるいはインターバルの後、あるいはエンドを替えた後ゲームを続けるとき
   A プレー中断の後、再び始めるとき
   B 主審がプレーヤーにプレーを再び始めるように指示するとき
  (4) 「フォルト」は、フォルトが生じたとき主審によりコールされる。ただし、次の場合を除く:
   @ 競技規則第13条第1項に基づいてサービスジャッジによってコールされたサーバーの「フォルト」(競技規則第9条第1項参照)は主審が「サービスフォルト コールド」とコールすることで認められる。
     そしてまた、レシーバーのフォルトは、主審が「フォルト、レシーバー」とコールする。
   A 競技規則第13条第3項(1)に基づいて生じたフォルトは線審のコールと合図で十分である。(本規程第6条第2項参照)
   B 競技規則第13条第2項(1)、(2)、あるいは、第3項(3)に基づいて生じた「フォルト」は、プレーヤーあるいは観客にはっきりさせる必要があるときのみコールされる。
  (5) それぞれのゲーム中、どちらかのサイドのスコアが11点になったなら、拍手喝采にかかわらず、場合によっては、「サービスオーバー」とコールして、11点目のラリーが終了したらすぐにスコアをコールし、続いて「インターバル」とコールする。
    これは競技規則第16条第2項(1)に基づいて認められたインターバルの始まりとなる。それぞれのインターバルでは、サービスジャッジは、コートにモップ掛けが必要かどうかを確認する。
  (6) どちらかのサイドが11点になったときのインターバル(競技規則第16条第2項(1)参照)で、40秒経過したら、「(必要ならばコートナンバーをコールし)、20秒」とコールし、そのコールを繰り返す。
    第1ゲームと第2ゲーム中の、そして第3ゲームでプレーヤーがエンドを替えた後のインターバル(競技規則第16条第2項(1)参照)では、どちらのサイドも同時に2人までコートに入ってきてもよい。
    そして、主審が「…20秒」とコールしたら、コートを離れるものとする。インターバル後、ゲームを再開するときは、スコアを繰り返した後に、「プレー」と コールする。
    もし、プレーヤーが競技規則第16条第2項(1)に基づくインターバルを要求しないときは、インターバルなしで、そのゲームでのプレーを続けることとする。
  (7) 延長ゲーム
   @ どちらかのサイドが20点になったときは、それぞれのゲームで最初の機会に、「ゲームポイント」または「マッチポイント」と適切にコールする。
   A どちらかのサイドか、または両方のサイドが29点になったときは、それぞれのゲームで、「ゲームポイント」または「マッチポイント」と適切にコールする。
   B 本規程第3条第3項(7)@、Aのコールは、いつもサービングサイドのスコアの直後にコールし、次にレシービングサイドのスコアをコールする。
  (8) それぞれのゲームの終りには、拍手喝采にかかわらず、最後のラリーが終了したらいつもすぐに「ゲーム」とコールしなくてはいけない。 
    これは競技規則第16条第2項(2)に基づいて認められたインターバルの始まりとなる。
    第1ゲームの後には、「ファーストゲーム ワンバイ[プレーヤー名(チーム名)または団体戦の場合は(チーム名)のみ]」「スコア」とコールし、
    第3ゲームがある場合、第2ゲームの後には、「セカンドゲーム ワンバイ[プレーヤー名(チーム名)または団体戦の場合は(チーム名)のみ]」「スコア」;「ワンゲームオール」とコールする。
    各ゲームの終わりには、サービスジャッジが任命されているとき、サービスジャッジは、インターバル中に、コートにモップ掛けが必要かどうかを確認する。
    また、第1ゲームと第2ゲームの間、第2ゲームと第3ゲームの間には、インターバルボードが用意されている場合は、ネット中央下にそれを置く。
    マッチ(試合)が終わったとき、「マッチワンバイ[プレーヤー名(チーム名)または団体戦の場合は(チーム名)のみ]」「全スコア」とコールする。
  (9) 第1ゲームと第2ゲームの間と第2ゲームと第3ゲームの間のインターバル(競技規則第16条第2項(2)参照)では、100秒経過したら、「(必要ならばコートナンバーをコールし)20秒」とコールし、そのコールを繰り返す。
    2つのゲームの間のインターバル(競技規則第16条第2項(2)参照)では、どちらのサイドも同時に2人までコートに入ってきてもよい。これはプレーヤーがエンドを替えた後入り、主審が「……20秒」とコールしたら、コートを離れるものとする。
  (10) 第2ゲームを開始するときは、「セカンドゲーム、ラブオール、プレー」とコールする。
    また、第3ゲームがあるときは、開始するときに、「ファイナルゲーム、ラブオール、プレー」とコールする。
  (11) 第3ゲーム、あるいは1ゲームマッチでは、どちらかのサイドのスコアが11点になったとき(競技規則第8条第1項(3)参照)は、場合によっては、「サービスオーバー」とコールして、次にスコアをコールして、続いて「インターバル、 チェンジエンズ」とコールする。
    そして、インターバルの後、ゲームを続けるには、スコアを繰り返した後に、「プレー」とコールする。
  (12) マッチ(試合)終了後は直ちにスコアシートに必要事項をすべて記入して競技役員長(レフェリー)に提出する。
 第4項 ラインの判定
  (1) 主審は、シャトルがライン近くに落ちたときは常に線審に注目しなければならない。
   またラインからどんなに遠く離れて落ちた場合でも同様である。線審には、本項(2)の場合を除き、判定の全責任がある。
  (2) もし、主審の判断で、線審が明らかに間違った判定をした場合、主審は次のコールをする:
     @ シャトルが「イン」のときは、「コレクション、イン」
   A シャトルが「アウト」のときは、「コレクション、アウト」
  (3) 線審が任命されていないときや、線審が判定できなかった場合は、主審はすぐに次のようにコールする。
   @ シャトルがコート外に落ちたときは、「アウト」とコールし、次にスコアをコールする。
   A シャトルがコート内に落ちたときは、スコアをコールする。
   B 主審も判定できなかったときには、「レット」とコールする。
 第5項 マッチ(試合)中、主審は、次のことに注意し、処理する。
  (1) プレーヤーがラケットを相手のコートに投げ込んだり、またはネットの下から滑り込み(それによって相手を妨害したり、あるいは相手の注意をそらしたり)したら、それぞれ競技規則第13条第4項(2)または(3)によって「フォルト」である。
  (2) シャトルが近隣のコートから侵入してきても、自動的に「レット」とみなさないこととする。
    主審は、もし、(シャトルが)次のような侵入をした場合「レット」をコールしない。
   @ プレーヤーが気づかなかったとき
   A プレーヤーの邪魔になったり、注意をそらしたりしないとき 
  (3) プレーヤーがシャトルを打つ寸前のパートナーに対して声をかけるのは必ずしも相手の注意をそらすものとみなされない。
    しかし、相手に対して「打つな」とか「フォルト」などと言うのは相手の注意をそらすものと考えられる。(競技規則第13条第4項(5)参照)
  (4) プレーヤーがコートを離れること
   @ 競技規則第16条第2項に述べられているインターバル中を除いて、プレーヤーが主審の許可なくコートを離れないようにする。(競技規則第16条第5項(2)参照)
   A 申し出るサイドはどちらも、コートを離れるときは、主審の許可(競技規則第16条第5項(2)参照)が必要なことを留意しておかなくてはならない。
     必要ならば、競技規則第16条第7項が適用される。しかし、ラリーが続いている間に、コートサイドのラケットと交換することはかまわない。
   B ゲーム中、もし、プレーが中断しない範囲であれば、プレーヤーは、主審の判断で、すばやいタオルの使用や給水が許可されることがある。
   C もし、コートにモップ掛けが必要なとき、プレーヤーは、モップ掛けが終了する前に、コートに入らなければならない。
  (5) プレーの遅延と中断プレーヤーが、プレーを故意に遅らせたり中断したりさせないようにする(競技規則第16条第4項参照)。
    コート内を不必要に歩き回ったりすることは許されない。もし必要なら、競技規則第16条第7項が適用される。
  (6) コートの外からのアドバイス
   @ シャトルがインプレーのとき、コートの外からのいかなる種類のアドバイス(競技規則第16条第5項(1)参照)も絶対にしてはならない。
   A 次のことに注意する。
    ・コーチはマッチ(試合)にふさわしい服装で臨む事
     チームユニフォーム・シャツ・ポロシャツ・ブラウス、長ズボンまたはスカートとし、ジーンズやビーチスタイル、バミューダ、ショーツ、スリッパとサンダルは禁止とする。
     なお、その適否判断は大会レフェリーに委ねる。
    ・コーチは、許可されたインターバル(競技規則第16条第2項参照)の間を除き、指定された椅子に着席するものとし、マッチ(試合)中、コートのそばに立っていてはいけない。
    ・コーチがプレーヤーの注意をそらしたり、プレーを混乱させるようなことがあってはならない。
   B もし、主審が、コーチにより、プレーが混乱させられたり、相手サイドのプレーヤーの注意がそらされたりしていると判断したならば、「レット」をコールする。
     そして、すぐ競技役員長(レフェリー)を呼ぶ。競技役員長(レフェリー)は、関係するコーチに警告を宣する。
   C もし、そのようなことが再び起こったならば、主審は再び「レット」をコールし、競技役員長(レフェリー)を呼ぶ。
     競技役員長(レフェリー)は、そのコーチを競技場から退場させる。
     競技役員長(レフェリー)は、かかるコーチの如何なる違反行為も本会事業本部へ書面をもって報告しなければならない。
  (7) シャトルの交換
   @ マッチ(試合)中のシャトル交換は、不公平であってはならない。主審が、シャトルの交換が必要かどうかを決定する。
   A スピードまたは飛び方の変えられたシャトルは、使用してはならない。必要があれば、競技規則第16条第7項を適用する。
   B レフェリーが使用シャトルのスピードを決めることに関しての唯一の決定者である。
     もし両サイドがシャトルのスピードの変更を望んだ場合は、直ちにレフェリーを呼ぶ。レフェリーはもし必要ならシャトルのスピードをテストする。
  (8) マッチ(試合)中のけがまたは病気
   @ マッチ(試合)中のけがや病気には、慎重かつ適切に処置をする。主審はこの問題についてできるだけ早く決断しなければならない。
     もし必要ならば、競技役員長(レフェリー)を呼ぶ。
     競技役員長(レフェリー)は、医療役員やその他の人をコートに呼ぶ必要があるかどうかの判断を下す。
     医療役員は、プレーヤーを診察し、プレーヤーにけがや病気の様子を知らせる。プレーの不当な遅延を引き起こす如何なる医療処置も認めてはいけない。
     そして、もし出血がある場合、出血が止まるまで、あるいは傷が保護されるまで、競技役員長(レフェリー)はそのゲームの再開を遅らせる。
   A 競技役員長(レフェリー)は、主審に、プレーヤーがプレーを再開するまでに必要と思われる時間を指示する。そのために、主審は経過時間をチェックする。
   B 主審は、相手サイドを不利にすべきでなく、競技規則第16条第4項、第5項、第6項(1)、第7項を適切に運用する。
   C けがや病気あるいはその他のやむを得ない支障が生じた場合、適切なときに、「アーユーリタイアリング(棄権しますか)?」とプレーヤーに尋ねる。
     そして、もし返事が肯定であれば、「 [プレーヤー名(チーム名)]」「リタイアド(棄権)」、「マッチ ワンバイ[プレーヤー名(チーム名)]」「全スコア」とコールする。
  (9) 携帯電話
     マッチ(試合)中のコート又はコート周辺でのプレーヤーの携帯電話が鳴った時は、競技規則第16条第6項(4)の違反とみなされ、競技規則第16条7項が適用される。
     (10) 主審、サービスジャッジ、線審の判定に影響を与えるような、身振り手振り、そしてラケットを使用しての威嚇、あるいは言葉による冒とく行為等、いかなるプレーヤーの違反行為も競技規則第16条第6項(4)と同様の違反行為とみなす。
 第6項 プレーの中断
     プレーを中断しなくてはならないときは、「プレー イズ サスペンディド(プレーを中断します)」とコールし、
    そのときのスコア、サーバー、レシーバー、正しいサービスコートとエンドを記録する。
     そして、プレーを再開するときは、中断した時間を書き留め、両サイドのプレーヤーが正しいポジションをとっているかを確かめて、「アーユーレディ(準備はいいですか)?」とコールし、続いて「スコア」、そして「プレー」とコールする。
 第7項 不品行な振舞い
  (1) すべての不品行な振舞いの内容とその処置を記録し、競技役員長(レフェリー)に報告する。
  (2) インターバル(競技規則第16条第2項)中の「不品行な振舞い」はゲーム中のそれと同様に処理される。
    これは、「不品行な振舞い」が起きたらすぐに、本項(3)から(5)のいずれかの適当なコールをする。
   インターバルの後のプレーの始めに、まず、(ゲームとゲームの間のインターバルの後は)「・・・ゲーム、ラブオール」あるいは(どちらかのサイドのスコアが11点となった時のインターバルの後は)「11-[スコア]」とコールし、競技規則第16条第7項(1)Aあるいは同規則第16条第7項(2)の違反の場合のみ、主審は「・・・[プレイヤー名]、フォルテッド」とコールする。
    その後、場合によっては、「サービスオーバー」とコールし、続いてスコア、最後に「プレー」をコールする。
    もし、プレーヤーが競技役員長(レフェリー)により失格を宣言された場合は、「・・・[プレイヤー名]、ディスクォリファイド フォー ミスコンダクト(失格)」とコールし、その後本規定第3項(8)をコールをする。
  (3) 競技規則第16条第4項、第5項、第6項の違反に対して処置をとらなくてはならない場合、違反したサイドに警告するときは(競技規則第16条第7項(1) @参照)、違反したサイドのプレーヤーに「カム ヒヤ(こちらに来てください)」と言って呼び寄せ、「[プレーヤー名]、ウォーニング フォー ミスコンダクト(警告)」とコールし、それと同時 に、右手にイエローカードを持ち、それを主審の頭上に挙げる。
  (4) 一度警告を受けた後に再び違反したサイドをフォルトにするときは(競技規則第16条第7項(1) A参照)、その違反したサイドのプレーヤーに「カム ヒア(こちらに来てください)」と言って呼び寄せ、「[プレーヤー名]、フォルト フォー ミスコンダクト(フォルト)」とコールし、それと同時に右手にレッドカードを持ち、それを主審の頭上に挙げる。
  (5) 競技規則第16条4項、5項、6項の違反をはなはだしくしたり、またそれを続けたり、あるいは競技規則第16条第2項に違反した場合、その違反したサイドをフォルトにする。
   (競技規則第16条第7項(2)参照)さらに、競技役員長(レフェリー)に、違反したサイドの失格の意図を直ちに報告する場合は次のようにする。
   違反したサイドのプレーヤーに「カム ヒア(こちらに来てください)」と言って呼び寄せ、「[プレーヤー名]、フォルト フォー ミスコンダクト(フォルト)」とコールし、 それと同時に右手にレッドカードを持ち、それを主審の頭上に挙げ、そして競技役員長(レフェリー)を呼ぶ。
  (6) そして競技役員長(レフェリー)がその違反したサイドの失格を決めた場合には、主審に、競技役員長(レフェリー)からブラックカードが渡される。
    主審は、違反したサイドのプレーヤーに「カム ヒア(こちらに来てください)」と言って呼び寄せ、「[プレーヤー名(チーム名)]、ディスクオリファイド フォー ミスコンダクト(失格)」とコールし、それと同時に右手にブラックカードを持ち、それを主審の頭上に挙げる。
    失格と言い渡されたプレヤーは同一大会でエントリーしているすべての種目において失格となる。(大会運営規程第21条)
  (7) コート上での、マッチ(試合)の前またはマッチ(試合)の後の「不品行な振る舞い」は、本項(3)から(6)のいずれかの処置をする。
    その「不品行な振舞い」についてどんなことであっても記録し競技役員長(レフェリー)に報告し、処置をする。しかし、それはマッチ(試合)のスコアには何の影響も与えるものではない。
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[実戦ルール]
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