ゼロからのベースづくりシリーズ
●自在にラケットワークするためのグリップの持ち方・扱い方 -続き-
[1] 前回 親指の腹でグリップを回すことで、ややウエスタン気味にグリップを持ち変えることができる。バックハンドを打つときに有効だ。

[2] 人差し指は水鉄砲を使うときのように関節を軽く曲げると[1]の 親指を使うときに、連動してグリップを転がす。
人差し指を伸ばしてグリップを持つと、指の関節を使うことができず、グリップの持ち替えがしづらい。

 さらに、中指、薬指、小指の3本指でヘッドスピードを上げる。グリップに添えた中指、薬指、小指の3本指をインパクトの瞬間に握り込むことで、ラケットヘッドが 動き、ヘッドスピードが上がる。オーバーヘッドを打つときなどは、この握り込みによって、ヘッドスピードを上げるラケットワークを行うことが重要だ。
 一方、アタックロブなどラケットヘッドを動かす方向によっては、親指と人差し指を握ってヘッドスピードを上げることもある。このときは、中指、薬指、小指は 軽く握っておく。

[3] その他、バックハンドで強いストローク(ドライブ、スマッシュレシーブ、プッシュなどシャトルをフラットに当て、面を変えずに強いストロークを打つ)ときは、 親指を立てたサムアップでグリップを持つと、ラケット面が固定しやすい。

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