Ｑ２］格上の人と対戦するときにどういった気持ちでコートに入っていた？
ans. 相手に少しでも考えさせるようにする。
バドミントンは試合中により多く考えさせられた方が負けだと思っているので、シンプルに自分の得意ショットを出していって、相手に少しでも考えさせるようにする。
「どうしよう、決まらない・・・」とあれこれ考えずに、自分の得意な攻撃をしていったらいいのかなと思う
Ｑ３］試合中に「負けるかも」とネガティブになったときにはどうしているのか？
ans. 目の前のポイントをどうするか考える。
負けた試合でも必ず得られるものがあるので、「負けそう、どうしよう」って考えるのはもったいない。目の前の１ラリーをどうするかを考えよう。
直前まで何でやられていたのか、もし相手の得意ショットなら、まず１回でもそれを取れるようにする。それが変わったら、また展開が変わるかもしれない。
自分が思いきり打てていないのが原因なら、まずはアウトを気にせずに思いきり打ってみるとか、そう考えることで試合の中でいろいろ試せる。その試合では
負けても、きっとそれが次に生かせると思う。不利な状況でも取れなかったショットが取れるようになったり、自分にも自信がつく
ので、「どうしよう」と焦るのではなく、「何が自分にできるかな」とできることを探してみよう...。
Ｑ４］どうやって相手のショットを読んでいる？
ans. 相手の得意ショットを頭に入れて警戒している。
試合の前半に繰り出してくるショットにやられた場合は「これが相手の得意なショットだな」と頭に入れ、ラリーしている途中で、
「もうそろそろ得意なショットをうっくるんではないかな」と警戒する。急に取れるようになるのは難しいが、まずは反応することが大事。次には足が出る。
ラケットに当たる、と段階を経て取れるようになっていく。
Ｑ５］１ゲームを取った後、２、３ゲームを取られることが多い。なにが原因？
ans. １ゲーム目に手の内を全部見せずに、相手にあわせてプレーしてみる。
本当は、自分の実力を全部出さずに勝てた方がいい。けれど、１ゲームはぜひ取りたいので全力を出してしまうと、２ゲームで相手に対策を取られてしまう。
最初から自分の得意なショットを出し切るのではなく、まずはシンプルにラリーをしてみて相手の出方を見るのもいいのかも...。
スマッシュを打ちたいところで１回クリアーで我慢してみる、ヘアピンしようと思ったけれどロブを使ってみるとか。すると相手が「戦術を変えてきたのかな」と
迷いを誘うことができるかもしれない。２ゲーム連取は難しいかもしれないので、主導権をとられていたも相手についていきながら、１球多くラリーをしてやろうと
余裕を持っていくと、逆に相手に考えさせることにつながると思う。
Ｑ６］シングルスの練習で一番大事にしていることは？
ans. どんな練習でも足を動かすこと。
シングルスはフットワークが大事なので、どんな練習でも足を動かすこと。基本のパターン練習などでシャトルが来る場所がわかっていても、真ん中に戻ってから
動き出すことを意識しよう。
自分がいい体勢で打つことができれば、どのコースにでも打てて、相手に「どこへ来るか分からない」と思わせることができる。できるだけ早くシャトルの下に
入るためにも日頃から足を動かしておこう。