東京2020に向かって
[10]9人の代表が出場した・・・2016年 リオデジャネイロ大会

 南米大陸で初めて開催されたリオ・オリンピックのバドミントン競技は9カ国がメダルを分け合う、かつてない大会となった。
前大会で5種目を制した中国は、男子単複の金、混合複の銅の3個。マレーシアが男子単複、混合複で銀を獲得。デンマークの銀と銅が各1、スペインは キャロリーナ・マリンが金、男子複でイギリスが銅と欧州勢の活躍が目立った大会となった。インドネシアが混合複で金、韓国が女子複で銅となんとか面目を保った。
インドもシンドゥが銀と健闘したが、特筆すべきは日本。女子ダブルスで高橋礼華/松友美佐紀が史上初の金メダル、奥原希望も女子単で銅メダルを獲得する快挙。
 その他の日本勢も、男子単の佐々木翔は予選敗退したものの、山口茜、男子複の早川賢一/遠藤大由、混合複の数野健太/栗原文音が、 そろってベスト8に進出した。
 アテネ五輪での惨敗12年、強化の成果が顕れているのを印象づけた。
 日本選手の活躍で注目を集めた日本のバドミントン。17日朝の奥原vs山口の準々決勝は15.4%の視聴率。16日夜のタカマツの準決勝も平均視聴率14.7%。 バドミントンの人気も視聴率に裏付けられた。

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