東京2020に向かって
[8]10人の代表が出場した・・・2008年 北京大会
バドミントンが正式競技になって初のアジア開催。この大会で女子ダブルスが初の4位に輝いた。
50カ国・地域より173選手が参加して5種目で計15個のメダル争いを繰り広げた。地元中国が8個のメダルを獲得して強さを見せつけた。
「金」が3個、男子のシングルスで林丹も最大のライバルであるリー・チョンウェイ(マレーシア)を破って頂点へ。女子シングルスは中国選手の決勝。
女子ダブルスも4大会連続で優勝した。中国の優勝を阻んだのが男子ダブルスのキド/セティアワン(インドネシア)と混合ダブルスの李龍大/李孝貞(韓国)。
中国(金3、銀2、銅3)、韓国(金1、銀1、銅1)、インドネシア(金1、銀1、銅1)、マレーシアが銀1で、五輪史上初めてヨーロッパにメダルが渡らなかった。
10名が出場した日本は、女子ダブルスの末綱聡子/前田美順が初の4位に。オグシオこと小椋久美子/潮田玲子と男子ダブルスの舛田圭太/大束忠司が5位入賞に入った。
バルセロナ五輪金メダリスト朴柱奉を招聘し、強化を図った成果が北京で出始めた形。
その他、男子シングルスの佐藤翔治と女子シングルスの廣瀬栄理子はともに3回戦(ベスト16)。男子ダブルスの坂本修一/池田信太郎は1回戦。
この大会から出場枠が変更になった。シングルスの枠が29→38人、ダブルスは19→16組。一国から出場できるのは各種目3人/3組(選考時世界ランク
4位以内に3人/3組入っている場合のみ)。日本の10人の参加は世界で3番目の多さだった。
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