東京2020に向かって
[7]11人の代表が出場した・・・2004年 アテネ大会

 五輪発祥の地で108年ぶりに開催されたオリンピック・アテネ大会。32カ国・地域より172選手が参加して5種目でメダル争いを繰り広げたバドミントン競技。
この大会では中国が最多の5個のメダル(金3、銀1、銅1)。次にメダルが多かったのは韓国(金1、銀2、銅1)、続いてインドネシアの金1・銅2、 オランダ銀1、イギリス銀1、デンマーク銅1という結果に終わった。
 11名が出場した日本は、5位入賞以上をねらったが届かず。<女子単>森かおり2回戦、田中美保と米倉加奈子が1回戦。女子ダブルスの山本静香/山田子は1回戦、 中山智香子/吉富桂子は2回戦敗退。男子シングルスの佐藤翔治、山田英孝はともに1回戦敗退。男子ダブルスの舛田圭太/大束忠司は2回戦、混合複の大束忠司/ 山本静香も1回戦敗退。勝つための組織作りをと決意を固めた大会となった。このあと日本は、朴柱奉を招いての強化を取り組むことになり、ナショナルチームの確立、 味の素ナショナルトレーニングセンターが完成・・・とサポート体勢が整っていく。また、ジュニア世代からの強化が実り始め、「アテネ以後」の日本バドミントンの 未来は拓けていく。

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