☆自分に合う1本を見つける
 ビギナーから、自分の好みややりたいプレーが少しずつ分かってきだした頃、2本目、3本目のラケットを求める人も多い。 ただ、トップ選手にあこがれて、自分とあまりにもかけ離れたハイエンドのものを使えば、上達の妨げになるほどだ。
 2本目、3本目のラケットは、現在の自分のレベルより少し上のものをにして、半年から1年後に自分がラケットの性能に追いつく計算で、 長く使えるメリット考えて選んでいこう。
★「こうしたい」を明確に!
 中・上級者向けのラケットは初心者向けのものに比べて硬くできており、球のスピードの出方、飛び具合、コントロールなどの精度が上がっている。 その中でしなり具合やバランスなどの特徴をつかみ、今までつかってきたラケットを基準に「こうしたい」という観点から選んでみよう。
[1]まず、ラケットのしなり具合をチェック
 一般的に初心者用ラケットはシャフトが柔らかでよくしなるようにできている。よくしなるほど反動を使ってシャトルを飛ばすことができる。 一方、中・上級者向けはシャフトが硬いのでしなりが抑えられており、ブレが抑えられてコントロール性が高まっている。 このしなり具合の感触がラケット選びの基準になる。

[2]好みのバランスを見つける
 ラケットによって重量配分が異なる。ヘッドヘビーはスマッシュのパワーを出すときやダブルスの後衛向きといわれる。
ヘッドライトはバランスが手元にあるのでヘッドが軽く、ラケットを細かく早く振りやすいのが特徴。ショットのキレやスピード、ダブルスの前衛 選手向きといえる。その中間にオールラウンドのバランスのイーブンがある。

[3]形やフレーム厚、面のサイズの確認
 現在のラケットの面は四角っぽいスクエア型と卵形がある。スクエア型が主流となっている。弾きがとくによいエリアがスイートポットと呼ばれ、 このエリアでシャトルをとらえれば、少ない力でシャトルを遠くまで飛ばすことができる。
 また、フレームが厚いものは構造上よく弾き、非力な選手でもドライブやレシーブをとばしやすい、薄いものはスマッシュなどのパワーがでやすい。
以上のような特徴をふまえて、少しレベルアップを目指す次のラケットを手にしよう。
※初級、中・上級の判断は難しいが、「追い込まれた場面でクリアーがしっかり飛ぶか、飛ばないか」を参考に・・・

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