ドライブで主導権を握る
ドライブを使うのは主にダブルス・・・以前はそんなイメージだったが、昨今は種目を問わず、低く速い展開が増えて、シングルスでも
ドライブは重要なショットになった。また、ショートサービスからの展開でドライブの打ち合いになるケースもしばしば・・・
サービスレシーブで攻めの球、ドライブを有効に使うことを考えてみよう。
ショートサービスのレシーブの種類は主に、「ヘアピンで落とす」「ロブで上げる」「プッシュでたたく」の3つがある。
シングルスのレシーバーはダブルスのようにネット近くに位置取りしていないので、ネットまでの距離があり実際にプッシュで叩きに行くのは難しい。
そこで、打点が多少下がっているけれど、攻撃するにはドライブでの返球が増える。下から取るとヘアピンかロブでしか返せないが、できれば攻めたい!
そこで、できるだけ前で早く取ってドライブで沈めるイメージを持つことが大事だ。
●ドライブを左右に打ち分ける・・・体の前で打つのが大切。特にバック側からクロスに打つとき、真横でとらえるとまず失敗する、「打点を体の前で」を守る。
●サービスをドライブで返す基本は相手のバック側・・・ドライブ戦になったら相手から離れた場所をねらい、左右にゆさぶる。
●相手のボディ、胸元もねらい目・・・ラケットを持って構える胸元は窮屈な体勢になって対応しづらいもの。ただし、ドライブを打つときは浮かせないことが重要。
球足が速いので、甘くなるとカウンターで攻撃されてしまう。
ドライブを浮かせないためには
★ラケットを上げて構える・・・球が来てからラケットを上げていたらラケット面をかぶせるタイミングが遅れ、浮いてしまう。
★ドライブ戦で押し込まれたら・・・しっかりロブを上げてしのぐことも大切。相手の届かない頭を抜く高さで、コート奥まで飛ばし、ロングサービスを
打ったときの状態に戻し、体勢を整える。
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