個人もチームも強くなる

ダブルスの基礎力アップのために
[1]ドライブのラリーでフィニッシュまでを意識する
[練習メニュー]サイドドライブ前進・・・コート半面にペアで入り、ネットを挟んでドライブを打ち合う。 一方はサイドにドライブを展開し、4球目、6球目とネットへ詰めて決めにいく。2,4球目はドライブ、6球目はプッシュというのが基本。
練習自体はパートナーとのコンビネーションを必要としないので、個人のスキルアップとして取り組めるので、レベルの上の人に入ってもらうのもOK。
[なぜ必要?] ドライブは基本的にはつなぎのショット。ドライブでラリーが終わるのは相手か自分のどちらかのミス。 ドライブラリーで大切なのは、そこから次にどう展開していくかなので、最後のフィニッシュまでをイメージした流れを練習する。 最後のフィニッシュはしっかりネットに詰めて角度をつけて決めに行く、相手の取りづらい肩口をねらうなど確実に決める。

[2]「自分たちのダブルスはこうして見逃すことなく点を取っていく」というビジョンを持つ
[ねらい]ペアのそれぞれの得意なフォーメーションでの得点パターンの確立・・・例えばスマッシュの得意なAとネット前が得意なBのペア。 当然理想的なフォーメーションは、Bが前衛、Aが後衛となる陣形なので、できるだけこうなるようにプレーしたい。
[A選手の意識] 空くスペースをカバーする。後方にきたシャトルは自分が打つ。
[B選手の意識] 隙を見逃さずラケットを上げて前に入る。
 B選手はAが打っているときに、すぐに前に入れるように動く。相手ペアが少しでも不利な体勢になったら、その瞬間を見逃さずにラケットを上げて 前に入っていくクセをつける。
 一方、A選手は、Bがラケットを上げて前に動き出したら「前に入る」と判断し、空くスペースをカバーする心構えが大切になる。 後ろにきた球は常にA選手が打つという意識を持つことでこのフォーメーションは機能する。

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