☆ストリング
いわゆるガットと呼んでいるが、材質はナイロンが多い。
太さのことをゲージといい、0.7mm程度がほとんど。
テンションは高いと飛びを抑え、低いと良く飛び、切れにくい傾向がある。選手自身の技術や運動能力で適正テンションを掴もう。
[2020.6.16追記]
★ストリングの構造[YONEX製品]
中央の1本の芯糸を数十本を編み込む側糸で覆い、ストリングの基を作る。編み込むパターンで性能に違いが生まれる。
この状態では半透明だが、この後は着色され、さらにコーティングを施して性能をさらに分けている。
[細]0.61mmエアロソニック→0.65mmBG66フォース、BG66アルティマックス→0.66mmナノジー98→0.68mmBG80パワー、BG80→
0.69mmスカイアーク、ナノジー99、ナノジー95→0.70mm強チタン、BG65[太]
★太さ、反発力・打球音・耐久性
・0.61mmエアロソニックは反発力・打球音の高さが特徴。攻撃的な選手が気持ちよく打てるという。
・YONEXでは一番太い0.70mmの強チタン、BG65を標準ゲージとしている。特徴は耐久性。他のメリットとしては、
ストリングとコルクが接触する時間が増えて、球持ち感がよくなる。打ち応えを求める選手には太めがいい。
・性能の衝撃吸収とは・・・。ヒジや肩への負担を減らす効果を示している。ヒジや肩を痛めている選手はこの数値が高いストリングを使おう。
また、衝撃吸収が高いストリングは柔らかい打球感で、遠くに飛ばすことができる。
・ストリングとコントロール性能・・・縦糸と横糸の太さを変えているハイブリッドストリング「エアロバイト」などは、ストリングとコルク部分が
ピタッとくっつきやすく、シャトルの方向性を定めやすい。「スカイアーク」もコントロールの数値が高く、しっかり飛距離が出せるのでクリアーなど、
ねらった場所に打ちやすくなる。
2012.12.6
2020.6.16再編集
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