ビギナー上達の道「レベルアッププログラム」(2)
●「ハンディ練習」
 (1)球種のハンディ
・・・例えば、シングルスのゲーム練習において、レベルの高い選手はスマッシュなしとか、オーバーヘッドストロークなしとかの ハンディをつけて長いラリーに耐えられる力をつける。
 (2)範囲のハンディ・・・レベルの高い選手の返球範囲を限定する。レベルの低い人のコートを、サイド反面とか、後方反面とか、 前方反面とか対角斜め半面とかに限定する。
 初心者同士の場合はお互いに後ろだけとか、真ん中半分とかで、決められた範囲にシャトルが返せることを目標に練習する。
特に「後ろだけ」の場合は、遠くに飛ばさなければならないので、ダブルスで使う「長いドライブ」の練習にもなる。
 (3)時間のハンディ・・・レベルの高い選手1に対してレベルの低い選手を3〜4人連続で対戦するなど工夫する。 3本ミスしたら次の人と交替するなどの方法でも良い。
 (4)人数のハンディ・・・レベルの高い選手1に対してレベルの低い選手を2〜3人でゲームをする。 ラリーの質を落とさないよう、また、相手が3人のディフェンスなので長いラリーを耐え抜く力をつけられる。
 (5)点数のハンディ・・・最初からレベルの低い選手の方に得点を与えてゲームをする。 レベルの低い選手もスコアに余裕があるので思い切って積極的にプレーできる。注意点は、個々のレベルに合わせたハンディを設定するようにすること。

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