☆フットワークを考える
 以前フットワークの基本は学んだ。今回は、戦術としてプレーを意識しながらフットワークを覚えよう。
(1)シャトルを使わないフットワーク
●指示フットワーク・・・1対1で対峙
→2拍子とスルー・・・ホームポジションを指示して戻ることを強制する。「動く」「戻る」の2拍子を繰り返す。
スルーとは、中央を意識させずに(指示せずに)動く地点[6方向]のみを指示し、選手を追い込むようなタイミングで指示する。

→バリエーションとして指示する側が「タメ」を作って指示を出したり、高い位置や低い位置などさまざまなリズムとポジションで 行う。
●対人フットワーク・・・イメージとしては「シャトル無しのゲーム」。相手の足の方向やショットの種類、ラケット面を見てどこに 動くか判断する。ダブルスでもできる。
●トレーニングとしてのフットワーク・・・3〜5人で素振りを入れてできるだけ速く動く。すり足や継ぎ足は不要。 光南では右後→左前→左後→右前など、スマッシュやクリアとプッシュ、ロブなどを組み合わせて5周程度で行っているもの。
(2)シャトルを使ったフットワーク
「無駄なく素早く動いてシャトルを打ち」ことが目標である。動くことと打つことを合わせるのは初心者にはむずかしいが、「ノック」 を活用して最初は動く選手に合わせるように球出しをするとよい。
●最初は球出しの際に「ハイ」とか声を出したり、何人かを順番に入れて比較するなどから始める。
●エリア固定、球種限定→フリー・・・最初は、動く場所、返球のコースを決めて行う。慣れてくるとコート全体を使う。さらに返球も自由にする。と 徐々に実戦に近づけていく。


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