シャトルに力を伝える感覚を身に付けよう!
 バドミントンでは「脚で打つ」「身体で打つ」といわれることがある。今回、これがどういうことなのか、見直してみよう。

(1)身体(脚)で打つ利点
 ラケツトでシャトルを打つバドミントン、腕だけで打とうとすると、いわゆる"手打ち"になってしまう。
「脚で打つように・・・」「身体を入れて・・・」と言われることも多いハズ。これは、どのような打ち方なのか考えてみよう。
 脚や体幹のエネルギーを漏れなく腕やラケットに伝えることで、パワーの伝わった力強いショットを打つことができる。
さらに、「脚で打つ」「身体で打つ」ことは、シャトルをコントロールする、ミスを減らすといったショットの安定性にもつながる。
 身体(脚)で打つことのメリットは、戦術面にも及ぶ。身体(脚)で打てるような状況にある体勢というのは、自分が選択できるショットが多い 状況だ。
相手に予測させない、あるいは予測を外すショットを打つことができるのも大きなメリットだ。
(2)"手打ち"のデメリット
 例えば、体から離れたところでシャトルをとらえると力は入らない。そうなるとミスのリスクが高まるだけではなく、シャトルを返すコースは 限られてくる。結局、相手には攻撃しやすい状況を作ってしまう。
 実戦では、相手もこちらの体勢を崩そうとしているので、いつも完全な体勢で打てるわけではない。
体勢を崩された状況で、いかに体幹からのエネルギーをシャトルを伝えることができるか、その感覚をつかむことが大事になってくる。
(3)比べてみよう
[ヘアピン] 

[スマッシュリターン] 

[ロブ]

[オーバーヘッド]


▽「ヒップロック」ポジションを確認するに続く

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