体幹のコンディショニング[2]
「体幹の安定」いい姿勢でいいプレーを!
 肩や手足を鍛えても胴体がしっかり支えてくれなければ動きは崩れる。これではせっかく身につけた技術も正確に発揮できない。
若い世代、骨が若い状態で腰に負担がかからないように、体幹を使った動きで予防を心がけよう。「正しい姿勢」でシャトルが打てるよう、体幹を安定させ、 正しい姿勢をつくろう。

○体を前に倒す(前屈)
 尻、太もも裏の筋肉が柔らかく、背骨・股関節の柔軟性もあり骨盤と上半身が前に倒せている。

 体を丸めたり、体が倒れない場合は尻、太もも裏の筋肉が硬く、背骨・股関節の柔軟性も低い。

○体を後ろに反らす(後屈)
 尻、太もも裏の筋肉が柔らかく、背骨・股関節の柔軟性もある。体幹が安定し骨盤と上半身ともに後ろに反らせている。

 骨盤が後ろに傾かなかったり、過度に傾きすぎるとのは尻、太もも裏の筋肉が硬く、背骨・股関節の柔軟性も低い。 骨盤が後ろに傾かないのは体幹で支えられていない状態で、過度に傾きすぎるのは体幹が安定せず、膝を曲げてカバーしている。

○回旋
 ○は骨盤を軸にして、体幹、股関節、尻の筋肉がバランスよく伸縮している。肩と骨盤が水平に回転している。

 ×は骨盤が過度に前に倒れ体幹が不安定な状態。腹筋の緊張が不十分。

○片足立ち
 体幹が安定し、股関節、尻の筋肉、太ももの筋力がバランスよく伸縮した状態。

 骨盤が後ろに傾くと体幹が不安定な状態。股関節、尻の筋肉、太ももの筋力や柔軟性が低い。

○ランジ(踏み込み)
 体幹が安定した状態。両足に体重が乗り、上半身と床が垂直になっている。


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