★トレーニングでライバルに差をつける
レベルを上げるには、筋力やスピードの向上は欠かせない
冬場はシンプルに質と量を高めるチャンス! シャトルを打つことで技術を高めることはもちろん大切。
しかし、高校生や大学生年代(特に男子)の場合は、レベルをさらに上げるには筋力やスピードの向上は欠かせない要素である。
トレーニングの成果は、ショットの重さや打球音にも表れてくる。筋持久力があると、突かれた後半でも最後までシャトルの下に入って
強打ができる。
ただトレーニングやフットワークを行うのではなく、その効果や目的を意識して行うよう取り組んでいこう。
女子は、基礎体力の向上がメインで、長くなりがちなラリーが切れてから次のサービスのまでのわずかな時間でどれだけ
回復できるかが勝負のポイントになる。
<例1>ダッシュ
▽瞬発力や心肺機能の強化・・・短い距離なので速い動きを維持することを意識する。
男子・・・コート縦2面分を全力で往復、20本程度以上。
女子・・・ダッシュ、モモ上げ、ランジ、両足開閉、2ステップなどを混ぜて速い動きを維持する。
<例2>基礎トレーニング
▽バランスや集中力、軸をつくるために
男子・・・(1)縄跳び、1分間二重跳び(ミスなく速いスピードで1分間)3〜5セット
・・・(2)筒ジャンプ&半回転スクワットジャンプ、筒の上を両足ジャンプで20回、コート縦2面分を全力ダッシュ後、半回転のスクワットジャンプ20回、これを5往復
女子・・・ベーシックトレーニング(腕立て→普通→左手前にして→右手前→両手間隔を狭くを各10回)、
(腹筋→普通→両足を伸ばし左右交互に上下→V字を書く20回)、(背筋→普通→右手左足→左手右足各30回)を2巡
<例3>フットワークでも
▽下半身強化と持久力アップをねらったフットワーク
(1)キャップ運び・・・光南でよくやっている方法
(2)6箇所にマーカーを置き、ラケットのグリップをぎりぎりまで腰を落としてランダムに動く
(3) (2)の後2つを外し、前4箇所で低い姿勢を作った上で、後2箇所はスマッシュのフットワーク、指示出しでもOK