〔ネットで肝心なのはヒジと手首の使い方〕
とにかくデリケートなショットなので、大きな関節は使わない。ラケット面の角度や手首の返しといった感覚が重要。
また、上級になると、ネットはほんの一瞬、ためてのフェイントを入れることで、相手の足を止める効果が期待できる。
★フォアハンドのヘアピンは手首をシャトルより上に持っていくようにする。
そのことによってヒジの自由が制限される分、ネットを越える面の角度を作ることができる。 取りあえず力まないこと、ことにチャンスで”決めよう”と力んでしまうと逆に浮いてしまう。
大振りせずにコンパクトに打つことを心掛けよう。
★バックハンドのヘアピンはヒジを上げて面の角度を作り、ヒザのクッションを使う。
とにかく手首の可動域が制限されるため、ヒジを上げて面の角度を作る。そしてヒザのクッションを利用して下半身を安定させ、 移動エネルギーを吸収する。上半身は軸を保ちながらインパクトの瞬間だけグリップを握り込むことが大切。
フォアかバックかは各自の体の使い方で好き嫌いがあるので、自分がどちらが得意か判断して対処しよう。