ドライブの応酬はスピード感のあるバドミントンの試合の中でもさらに速い展開となり、 緊迫感が増す場面である。ここで先手をとれば優位になるのはもちろん、守りから攻撃へと つなげるショットになる。ドライブをマスターして速い展開に自信をつけよう！
○ドライブは守りから攻めへの糸口のショット
ストローク的には、ドライブは身体の横から肩の高さで打つサイドアームでの代表的なショットである。 攻守どちらの性格も持つドライブは、ラリーの応酬から攻撃の糸口を見つけ、相手の連続攻撃を食い止める、 ライナー性で滞空時間が短いため、どちらかというと攻めのショットに近い。br> シングルスでは、相手をネットから離しカウンター的に、ダブルスではドライブからトップ＆バックの陣形に 持ち込むことも・・・。
○シングルスでは相手をネットから離しカウンター的に
相手のスマッシュをドライブでクロスに。ストレートの返球を予測し、前へ詰めようとしている相手に 足を一瞬止めることができる。ハーフあたりに速く沈めると効果的。
○ダブルスではサイド･バイ･サイドからトップ＆バックに持ち込む
相手がトップ＆バックのとき、相手後衛がスマッシュを打つと前衛はストレートの返球を予測し、重心が移動(図では右)しがち。 そこを空き気味になったクロスにドライブ。ＡＢが点線のように動ければ、トップ＆バックに持ち込める。
展開次第ではＢが前、Ａが後というローテーションになることもＯＫ。
(^_^)
ゲームでドライブをどう活かすか・・・「ドライブを磨く(2)」へ続く。