★そのミスはなぜ起きる(2)
まさかのイージーミス、大事な場面でのミス、コート上で頭を抱えたくなるような経験・・・。
そのミスはいいミスなのか、悪いミスなのか?。どうすればミスを防ぐことができるのか。
今回は、(2)精神面が原因になっているミスについて・・・
(2)精神面。相手が強いときはどうしてもサイドライン際など、ぎりぎりを狙いたくなる。
そういったときは怏々としてミスが出る。
1点が欲しいために"狙いすぎ"が癖になっている可能性がある。そんな選手は、バドミントン競技において
点が動くのはどんな場合かをよく把握しよう。
バドミントンで点が動くのは、○自分が決める。●自分がミスする。●相手が決める。○相手がミスする。
●の2点を自分で犯さねば最低でも負けることはないわけである。選手の心理としてぎりぎりを狙う気持ちはわかるが、
「アウト」にするぐらいなら「入れておけばいいや」ぐらいの気持ちが大切。調子が悪いときならなおさらである。
次に、(3)リードしていて、アグレッシブに行くときに出てしまうミスもある。
アグレッシブに行く際のミスは、唯一”意味のあるミス”かもしれない。クリアが短くて決められているので、あえて
強めに打ってラインを割ってしまったミス、試合で消極的な展開を打破するために、わざと強く打ってミスをしたときなど
状況を改善するために出たミスである。
とはいえ、ミスはやはり避けるべきで、スコアが11点までにとどめておくべきである。
ミスを防ぐ最大の方法は反復練習である。特にコントロール練習では、いるところへ球を回してもらうのではなく、
試合中のように激しく動いている状態で、実践的に
練習することが大切である。
(^_^)
次回は「そのミスはなぜ起きる(3)」試合でのミスと練習でのミスについて考える。