★トップチームの心技体に迫る


日立情報通信エンジニアリングから学ぶ
 6月の全日本実業団で初の日本一を達成。創部35年目で大きな結果を手にした、『日立情報通信エンジニアリングから トップチームの心技体に迫る』とした記事から学んでみよう。
 S/Jリーグは2複1単。日立情報通信エンジニアリングは主に、第1ダブルスは霜上雄一/野村拓海、第2ダブルスは 松居圭一郎/玉手勝輝、シングルスは野田統馬というオーダー。各選手の得意技と戦略をみていこう。
霜上雄一のアタックロブ
 状況次第で、攻めの展開をねらう・・・ロブは2種類を使い分ける。
相手のショットの質が良かったり、自分の体勢が悪かったり、ピンチの状況では、高く上げて しっかり守る。
自分の体勢がよく、相手の状況も見て「攻めることができる」と判断したら、速いロブを 相手に跳びつかせるように低く出して、 攻撃展開につなげる。速い展開を得意とするダブルスとしては、ロブからも攻撃をねらう。


野村拓海のドライブ・・・いいポジションでとらえ、「早く、強く」を意識する
 今の男子ダブルスは速い展開が多く、自分たちも基本的に速い展開で点を取ることが多い。速い展開で得点するという部分では「ドライブ」 を使う場面は多く、重要なショットだ。
 ドライブは、「早く、強く」を意識する。「速いドライブ」よりは「早くさわる」。体の前でシャトルをさわる事も大事だ。
その前のポジショニングも重要。フットワークを使って、いいポジションでとらえることを意識する。


松居圭一郎のヘアピン・・・低空戦に持ち込みたいときは、長めに打つ
 ヘアピンは、相手に打たせたい球をイメージしてコントロールする。ダブルスで低空戦に持ち込みたいなら、少し長めに打つ。
 ネット際ぎりぎりのヘアピンに対しては、相手は高い軌道でロブを上げてくる来ることが多く、大きな展開にしたいのであれば、 その選択肢もある。が、低空戦で小さな展開で攻めたいときは、ヘアピンをわざと長めに打って、相手に低く出させるように誘う。 長いヘアピンに対しては、高く上げづらいので・・・。
 長めにヘアピンを打つには、インパクト時に少し押すイメージで。相手が低く打ってくることが多いので、すぐにラケットを上げて 準備することが必須だ。


玉手勝輝のレシーブ・・・ドライブレシーブで攻撃につなげる
 一般的にレシーブは「守りのショット」というイメージだけれど、守りのほかに「攻める目的のレシーブ」もある。
守りのレシーブが高く大きく上げるレシーブだとすると、攻めるレシーブはドライブレシーブ。ネットからあまり浮かせず、 床と平行な軌道になるようなイメージ。
 レシーブで攻めるためには、できるだけいい体勢で打つこと。しっかり準備をして、体の前でシャトルをとらえる。打ち終わったあと、 すぐに次の準備をすることも大事だ。


野田統馬のスマッシュ
 早くシャトルの下に体を入れて、角度をつけて打つ。パワーと角度、どちらも意識して打つ。
まずはしっかり足を使って、シャトルの落下点に入ること。相手がプレーイングセンターに戻りきる前に、シャトルの下に体を入れて打つことで チャンスになる。
 角度をつけて打つことも心がける。そのあと相手から返ってきた球を、さらに前で決めきる展開が理想。「スマッシュで決めよう」ではなく、 「スマッシュの次で決める」つもりで 力みをなくすることで、体も前に出て、よいスマッシュになる。


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