サービスレシーブは、プッシュ1本で決めようと思わず、次をねらうことを考える。
相手の癖を見て、返球を読みやすいところに打つ。自分的には、サービスレシーブを前で止められると嵌められた感じがするので、すごくイヤな気持ちになる。この不安を
防ぐには、止められないようにして逆に相手を嵌めることを意識する。ただ、自分がそこに打てるかどうか、、その技量があるかが重要だ。
[SCENE 2]攻撃場面
遠藤のスマッシュはレパートリーが豊富。ハーフスマッシュや、カット気味に打ったり、角度のないドリブンクリアーのような高めのスマッシュもある。
スピードの速い決め球と崩す球も持っているのは相手にとっては嫌なもの。様々な種類を打ち分けられるのは、動きの速さを生かしてしっかり球の下に入れているから。(早川氏)
前衛で心がけるのは極力前で止められるようにすること。時間を奪えるし、相手にプレッシャーもかけられる。そのために、相手の癖を速く見つけるようにしている。ひとり一人癖は絶対にあるもの。
後衛では、年々攻撃力は落ちていることもあり、今、そこまで必要がないかなと感じている。トップ選手はレシーブが上手くて一発で決まらないので、その次をねらうことを心がけている。相手の構え方やポジションを見て、コース、速さ、高さを打ち分けて、ねらったところに打たせる。組立が大事だと思う。
[SCENE 3]守備場面
遠藤のレシーブは、差し込まれても後ろに返す能力がとても高い。特にスマッシュで差し込まれても後ろに返せる能力は日本選手では一、二。
腕っぷしの強い遠藤とショートレシーブの上手い(渡邉)勇大のレシーブ感覚のいい二人が前に出るようになったら、相手はやりづらい。動きも速いので、落とした球が少しでも
甘くなれば叩かれるので相手からすると怖い。守備場面でもプレッシャーがかけられるのは強み。(早川氏)
遠藤本人は、レシーブで大事なのはロブだという。サービス周りと同じくらいレシーブも重要度が高い。サービスが得意ではない分、上げる場面が
増えるので、相手からの攻撃を返すためにまず大事にしているのがロブ。
飛距離や高さに気を付ける、そのロブに対する相手の入り方、体勢を見れば大体のスマッシュコースがわかるので準備がしやすいと言う。
(^_^)
遠藤大由は「どんな相手でも、真っ直ぐに飛んでくるスマッシュは絶対に取れる」と思うことが大事だと言う。