★見て学ぶ!「桃田賢斗の一流テクニック」(7)
 バック奥のショットは2種類。フォアで対応する「ラウンド・ザ・ヘッド」と、バックで対応する「ハイバック」がある。 どちらで対応するか素早く判断し、効率の良いプレーをしよう!。
 フォアのほうが強い球を打てたり、ショットの選択肢が増える。ただ、コートの端にシャトルがきた場合、 フォアで対応すると大きく後ろに下がらないとならず、センターに戻るために時間を労してしまう。
 こんな時、ハイバックなら短い移動距離で対応できる。クリアーやドロップをフォアと同じように打てるなら、 ハイバックで効率よく試合を運びたいものだ。どちらでも様々なショットが打てるように、練習を積んでおきたいものだ。


●ハイバック;やや速い球をストレートへ
ウエスタン気味の握りでコントロールしやすく
 桃田選手のマネをしたいのはグリップの握り方、ウエスタン気味の握りで対応している。

イースタンの場合は、インパクトの際にラケット面がコートの外側に向きやすいが、ウエスタン気味に握ると面が内側を向くためコートに 入りやすくなる。さらに、手首も回しやすく、しっかりラケットを握って力を伝えることができる。

テークバックのヒジと手首は90度で

 ハイバックのコツは、テークバックの取り方。ヒジと手首をそれぞれ90度に曲げることで、ヒジを支点として腕を回しやすく、 手首も返しやすくなる。テークバックで力を溜めて、固定していたヒジと手首をインパクトに向けてほどくイメージで打つ。
 バックハンドで力強いショットを打つには下半身の力を伝えることが大事。下半身を安定させることで上半身の力が スムーズにシャトルに伝わる。そのためには左足(左利き)をしっかり踏み込んで打っている。

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(^_^)「ハイバック」が試合で使えるよう練習を積んでおこう!

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