★見て学ぶ!「桃田賢斗の一流テクニック」(6)
バック奥のショットは2種類。フォアで対応する「ラウンド・ザ・ヘッド」と、バックで対応する「ハイバック」がある。
どちらで対応するか素早く判断し、効率の良いプレーをしよう!。
フォアのほうが強い球を打てたり、ショットの選択肢が増える。ただ、コートの端にシャトルがきた場合、
フォアで対応すると大きく後ろに下がらないとならず、センターに戻るために時間を労してしまう。
こんな時、ハイバックなら短い移動距離で対応できる。クリアーやドロップをフォアと同じように打てるなら、
ハイバックで効率よく試合を運びたいものだ。どちらでも様々なショットが打てるように、練習を積んでおきたいものだ。
●ラウンド・ザ・ヘッド;ストレートへのハーフスマッシュ
サイドを意識したフットワークで"より早く、より前で"をねらう
フットワークに注目! 右足(利き足)に重心を移動しながら、上半身の動きが横に向かっている。

本来、最短距離で球の下に入ろうと斜め後ろに下がる(図a)のが普通だが、やや曲線を描くように動く(図b)ことで、より早く、より前で
打つことができる。

相手の軌道が低い場合、早く取ることによって奥まで下がらなくてもよいので体力ロスを減らすことができる。
さらに、移動は1歩か2歩か、その判断も大事。この写真では時間がないので1歩だったが、余裕があったり、奥まで飛ばされた場合は
右足の1歩をもう少しサイド側に出して、2歩で対応する。
インパクト後に態勢を崩さないために、右手をあげてバランスをとる

体重が外に流れすぎず、コントロールしやすくなる。
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(^_^)次回は「ハイバック」